管理職 リーダーの権威 「教育は愛」No.230 学級担任の時、学級をまとめあげるために、様々なリーダーシップについての文献を読んだり、研修会に参加したりしました。そこで出会ったのが「韓非子」でした。私は、韓非子のリーダーの権威を成り立たせるための4つの条件がとても気に入り、自分の学級経営に活かしたものです。以後、いろいろなリーダーを経験しましたが、その度にこの4つの条件を活用し、自己研鑽を積んでいます。 2025.02.09 管理職
管理職 萎縮し過ぎる校長 「教育は愛」No.197 管理職のパワハラが問題視され、その改善のために教育委員会でもいろいろな方策を打ち出しています。パワハラなど、絶対にあってはいけないことです。しかし、パワハラを心配し過ぎるあまり、自分の意見を言えないくらい萎縮してしまっている管理職も散見されます。教職員のご機嫌をとることに精を出し、肝心の学校経営を二の次にしてしまっている管理職です。そもそも全教職員から支持されることなどあり得ないのです。時に嫌われることを覚悟して、物を言える管理職、とりわけ校長であってほしいと思います。 2025.01.06 管理職
管理職 大事の前の小事 「教育は愛」No.196 「大事の前の小事」リーダーがゴールを目指して、奮闘してもその思いを理解できずに、勝手にスタンドプレーをする者が少なからずいるものです。そのような時、ムキにならずに、「大事の前の小事」と達観して、対局を見ることがゴールへ向かって進む上策だと思います。 2025.01.05 管理職
管理職 「泰然自若」 「教育は愛」No.192 令和に時代は進み、多様な考え方をする教師が増えています。時に、自分の考えてきたことを否定されることもあります。しかし、いかに時代は変っても変らぬものもあるはずです。それを年末に視聴した何本かの「忠臣蔵」から強く感じました。そう、大石内蔵助の姿を通して。そして、私の中に浮かび上がってきた言葉、それが「泰然自若」です。ジタバタせず、自分にできることを精一杯、日々、重ねてまいりたいと思います。 2025.01.01 管理職
管理職 管理職の覚悟 「教育は愛」No.163 管理職には、ある種の覚悟が必要になると思います。時には、自分の家庭よりも学校を優先することが求められるのではないでしょうか。教諭との決定的な違いは、ここにあると思います。ただし、働き方改革全盛の今、管理職の優先順位が変ってきたように感じます。これも昭和時代の私の考え方が古いからなのでしょうか? 2024.11.22 管理職
管理職 ~がないからできない?? 「教育は愛」No.98 ~がないとできないという人は、いつも、できないことの理由を見つけるのに熱心です。ですから、この人に~を与えても、物事を前に進めることはできません。根本的にやる気がないのです。やる気のない人に、何を与えても新しいことを生み出すことなどできません。学校の管理職には、~がなくても創意工夫の中から、できるようにすることができる教師の育成が求められているのではないでしょうか。 2024.09.22 管理職
管理職 開放した校長室 「教育は愛」No.97 校長室は敷居が高い、とよく耳にします。校長室へ入りやすくするための工夫、校長から声をかけて校長室へ招き入れる、そんな努力をしているうちに、沢山の子どもたちた保護者、地域の皆様、教職員が訪れてくれるようになると、いろいろな話を聞くことができるようになりました。学校へ期待されていることを直接お聞きして、学校経営へ活かしていくことができる、そんなメリットが校長室を開放することにより、学ぶことができました。 2024.09.21 管理職
管理職 校長の情報発信 「教育は愛」No.86 学校は、閉ざされた社会だと言われます。特にコロナ禍があり、リアルで学校での子どもたちの様子を知る機会は激減していました。ポストコロナの中、学校での子どもたちの様子、教師の活躍、保護者・地域の皆様のご尽力などをデジタルで伝えるため、学校ホームページ上に、ブログ、校長通信「教育は愛」を掲載するようにしました。この発信により、学校の様子を保護者・地域の皆様と共有することができるようになりました。デジタルで学校の様子を伝えること、それは、校長自らが取り組む大切な仕事だと考えています。 2024.09.10 管理職
管理職 理想は高く! 「教育は愛」No.80 校長は、学校経営方針を発表する際に、理想を高く掲げた方がよいと考えています。その理想が例え、実現不可能と思われるような内容だとしても、そこに向かって、所属する職員全員が、ともに汗を流して頑張れることが大切だと思います。ですから、理想は高く、できるだけ高く、掲げることが肝要だと私は思っています。 2024.09.04 管理職
管理職 校長は姿を見せ続けること 「教育は愛」No.76 世間の方は、校長は校長室に閉じこもって仕事をしているものという固定概念があるようです。地域の学校です。校長が地域へ姿を見せ、積極的に地域の方々とコミュニケーションを図ることが、開かれた学校につながっていくのではないでしょうか。また、地域を毎朝、歩くことにより、校内に居ては分からない情報も自分の耳目で収集することもできます。それらの情報は、学校経営にも大変役立ちます。 2024.08.31 管理職