学校教育

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グループ編成で人間関係を 「教育は愛」No.147

子どもたちは、自分たちでいろいろな友だちとグループをつくることが苦手です。ですから、初めは教師主導でいろいろな友だちとかかわれるようなグループを意図的に編成することが必要だと考えます。はじめのうちは、固執していた子どもたちも、いろいろな友だちとのグループを経験していく内に、誰とでも一緒に活動できるようになっていきます。
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音はひとつ 「教育は愛」No.128

先輩から教えていただいたことです。起立する時の音はひとつ。これを自分の学級で指導したところ、子どもたちの中にけじめある行動の姿と空気が学級に充満するようになりました。けじめは、言葉だけで指導するのではなく、日々繰り返される行動の仕方から指導することができるということを先輩の実践から学ばせていただきました。
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握手・挨拶・返事  「教育は愛」No.125

本来なら家庭教育の場で身に付けておいてほしい行動様式に握手・挨拶・返事があげられます。もし、満足にこの3つができない子どもがいたら、丁寧に行い方を指導してあげることです。できれば保護者の方と連携して繰り返し指導できれば、身に付くのも早く、着実でしょう。
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社会性を育む集団遊び 「教育は愛」No.106

集団遊びは、子どもたちの社会性を育むのに有効です。できれば、夢中になって取っ組み合いをできるような遊びの中で、多くを学ばせたいものです。私が、担任時代に行ったSケンや海賊船ゲームは、子どもたちに大人気!そして、学級間に秩序とルールを定着させる遊びでした。
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頭がよくなる朝マラソン 「教育は愛」No.105

子どもたちの夜型の生活習慣は平成の頃から令和の時代を経ても変ることはありません。学校生活は朝から夕方までの活動時間、これは変ることはありません。そこで、学校教育でより効率よく学習をはかどるようにするためには、朝の運動が効果的です。脳のためにも、体のためにも。
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子どもが泣いて喜ぶ体育授業「教育は愛」No.101

人生の師、髙橋健夫先生の口癖でした。「先生方、子どもたちが泣いて喜ぶ体育授業をしましょう!」これは、運動量だけ豊かな授業ではなく、体育授業の中に、愛と思考、友情などがタップリ詰まった授業のことではないでしょうか。これは、体育授業だけでなく、子どもたちが感動して大喜びする授業、愛と感動の溢れる授業を私たち教師へ常に目指していかなくてはならないのではないでしょうか!「子どもたちが泣いて喜ぶ体育授業」これは、私にとっても軸となるライフワークです。
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子どもたちの才能を伸ばす 「教育は愛」No.93

子どもたちは、学校の授業以外でいろいろな才能を発揮させているものです。教師は学校の授業だけを見て、その子のほんの一部分を評価しています。しかし、学校という教育の場以外にも目を向けて、子どもたち一人ひとりが持っている素敵な才能に目を向け、その才能を伸ばせるよう支援していきたいものです。子どもたちは、通知表の結果や受験の合否と離れた部分で素晴らしい才能を発揮できる力を持っているのですから。
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水泳授業民営化 「教育は愛」No.91

水泳授業の民営化を目の当たりにして、その学習効率の良さに驚きを隠せませんでした。学校の水泳授業は、形式的・儀式的な部分が多いのではないでしょうか。かつて、民間人校長を導入して変化の少ない公立学校教育に一石を投じたことがありました。これは賛否両論でした。しかし、水泳の民営化の効用を考えた時、民間のノウハウを参考にしながら公立学校のアップデートをすることは大変意義あることだと実感しました。
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小学校教科担任制 「教育は愛」No.83

小学校教科担任制は、今後、小学校3、4年生にまで拡大しようとする国の動きが、令和7年度の概算要求でも発表されました。今、小学校教科担任制は明らかに小学校教育を変容させています。当初はデメリットが懸念されていましたが、各学校の努力により、メリットについても数多く報告されるようになりました。実際に小学校では、教科担任制の導入によりどのような変化が表れているのでしょうか。
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ICTと表現力  「教育は愛」No.75

今の子どもたちは、デジタルネイティブです。ICT機器を与えれば、自然と使い方を探り、使いこなしていく力を持っているのです。子どもたちは、ICTを活用して、大人が驚くような創造力と表現力を伸ばしていきます。自走しながら発展できるのです。教師には「教え、身に付けさせる教育」から「引き出し、伸ばす教育」への転換が求められているのではないでしょうか。