管理職

開放した校長室  「教育は愛」No.97

校長室は敷居が高い、とよく耳にします。校長室へ入りやすくするための工夫、校長から声をかけて校長室へ招き入れる、そんな努力をしているうちに、沢山の子どもたちた保護者、地域の皆様、教職員が訪れてくれるようになると、いろいろな話を聞くことができるようになりました。学校へ期待されていることを直接お聞きして、学校経営へ活かしていくことができる、そんなメリットが校長室を開放することにより、学ぶことができました。
職場

礼節ある職場 「教育は愛」No.96

学校という職場は、プロが集まり子どもたちを伸ばすために、教育活動を展開する処です。しかし、団塊の世代が退職し、若手教員が激増する中で、時として大学のサークル活動のような勘違いをしてしまう教員もいます。職場で気持ち良く仕事をするためには、謙虚さ、礼節、秩序ある言動が必須と考えます。
コラム

逃げてしまう厄介な人 「教育は愛」No.95

何か事が起きると決まってその場から居なくなる人がいます。理由はいろいろあるものです。そして、不思議なことに事がおさまると復活するのです。そして、いろいろと評論を始めます。このような厄介な人に対しては、冷静に俯瞰してみることです。
コラム

軸がブレない魅力的な方 「教育は愛」No.94

教育委員会時代に軸がブレない素敵な上司と出会いました。いつも余裕があり、決して感情を乱さない。上に諂うこともなく、部下のことを体を張って守ってくださる、そんな上司と出会ったこと自体奇跡です。この方の常にブレない姿勢、太い軸を持った生き方に惚れ惚れとしてしまいました。
学校教育

子どもたちの才能を伸ばす 「教育は愛」No.93

子どもたちは、学校の授業以外でいろいろな才能を発揮させているものです。教師は学校の授業だけを見て、その子のほんの一部分を評価しています。しかし、学校という教育の場以外にも目を向けて、子どもたち一人ひとりが持っている素敵な才能に目を向け、その才能を伸ばせるよう支援していきたいものです。子どもたちは、通知表の結果や受験の合否と離れた部分で素晴らしい才能を発揮できる力を持っているのですから。
人生訓

孤高を楽しむ  「教育は愛」No.92

年齢を重ねていくと、若い時期とは異なり、職場で孤独を感じることがあります。特に、管理職になるとその思いは強くなることでしょう。しかし、必要以上に孤独を悩む必要はないのではないでしょうか。もっと、孤高を楽しめばよいのです。そもそも、人間は独りなのです。生まれて来たらからには、やがて独りで天に帰るのですから。
学校教育

水泳授業民営化 「教育は愛」No.91

水泳授業の民営化を目の当たりにして、その学習効率の良さに驚きを隠せませんでした。学校の水泳授業は、形式的・儀式的な部分が多いのではないでしょうか。かつて、民間人校長を導入して変化の少ない公立学校教育に一石を投じたことがありました。これは賛否両論でした。しかし、水泳の民営化の効用を考えた時、民間のノウハウを参考にしながら公立学校のアップデートをすることは大変意義あることだと実感しました。
教師

プロ意識  「教育は愛」No.90

職場にはプロしかいません。それは学校という場も同じことです。プロならば、お金を払っていただくだけの価値のある授業をしなくてはならないのではないでしょうか?プロ意識を持つことは、自分のスキルや精神力を磨くことにつながります。一人ひとりの意識の違い、プロ意識の違いが授業にも表れるのです。全ては子どもたちのため、プロとしての教師の意識を持ちたいものです。
人間学

歪んだ自己愛 「教育は愛」No.89

コンプレックスはそのまま歪んだ自己愛となり、人間関係に支障をきたすようになります。歪んだ自己愛に支配されたままリーダーになると、時にパワハラという形で表れることがあります。このような人と不幸にして出会ってしまったら?できるだけ接点を持たないよう心がけることです。そして、歪んだ自己愛を植え付けるような振る舞いをしないことです。人を認め、称賛するような態度を年下や立場の弱い人に対して行いたいものです。
教師

働き方改革と仕事の本質 「教育は愛」No.88

働き方改革の名の下に、教師の多忙感を感じているものをあげると成績処理まで入ってきてしまいます。採点業務や成績処理は、子どもたちの学習の伸びを確かめ、次の学習へつなげる上で大切な業務です。このような教師の仕事本質にかかわるものを大変だから、といって働き方改革の土壌にあげるのはいかがなものでしょうか?教師は、ライセンスを所有する専門職なのです。もっと、誇りと意識を持って、仕事に臨みたいものです。