生涯学習

挨拶や返事 「教育は愛」No.288

幼稚園の卒園式、小学校の入学式で感じることのひとつに、子どもたちの挨拶と返事の素晴らしさがあります。気持ちの良い大きな返事、おはようございます、こんにちは、という元気な挨拶。人として生きていく上でとても大切な習慣であり、個人の重要な資質だと思います。
学校教育

授業の5段階 「教育は愛」No.287

 私は今でも繰り返し、高田先生の著書を読み返しています。体育授業の本質が分からなくなりそうな時には、本棚から取り出しては読み返すのです。その中で、「生き生きとした授業5段階」という一節がありました。それは、高田先生流の授業評価の基準です。私は5の段階を目指し、体育科教育研究に没頭しました。
教師

配慮しない配慮 「教育は愛」No.286

「千葉先生の司会の仕方を聞いていて配慮しない配慮の必要性を感じました」ある先輩のアドバイスでした。先輩によると、私の司会は、研究協議の柱にターゲットが絞られていて、ピンポイントの話題から外れることのない雰囲気だったというのです。私は、それが研究協議のあるべき姿だと考えていたので、先輩のアドバイスに最初は戸惑いました。しかし、私の狭い器量を指摘してくださり、協議会に参加している側の気持ちを私に察するようアドバイスしてくださった先輩に感謝の気持ちで一杯になりました。
生涯学習

舞台が顔をつくる 「教育は愛」No.285

舞台俳優さんのお顔を拝見しているとデビュー当時と現在では、大きく変化していることに気が付きます。デビュー当時に比べるとまるで別人です。自信に溢れ、台詞回しも格段に進化しています。そう言えば、教師の世界でも初任者当時に比べると、全く別人のように見違える教師も少なくありません。
教師

自分を高めようとする教師 「教育は愛」No.284

一人の若い教師が、教師としての自分の理想像や理想とする児童像などについて相談に来ました。その教師の熱い思いと教育に対する真摯な姿に心打たれ、ついつい、時間が経つのも忘れてしまいました。この教師の学級はあたたかく、愛情に溢れています。私たち教師は、この教師のように常に子どもたちのことを思い、自らの能力を真剣に向上させる努力を重ね続けることが求められているのではないでしょうか。それが、プロの教師だと思います。
学校教育

命を守る研修 「教育は愛」No.283

毎年、子どもたちの命を守る研修を繰り返し実施しています。一度やったことがあるからやらなくてよい、ということはないのです。毎年、繰り返し行うことにより、子どもたちの命を守る覚悟を磨くためにも私たち教師は、子どもたちの命を守る研修をやり続けるのです。
人生訓

価値観  「教育は愛」No.282

歳の所為でしょうか。最近、話をしていると価値観が異なる人が以前に比べて増えてきたように感じます。価値観の異なる人との付き合い方はどうすればよいのでしょうか?無理して話すと疲れるだけです。なるべく話さないようにして、自分の心のスタミナが消耗してしまうのを防ぐことが肝要でしょう。
職場

4月1日  「教育は愛」No.281

4月1日の醍醐味は、出会いです。新しく着任される方々との出会いは、楽しみであり、期待と不安が入り交じったある種の高揚感があります。学校という職場は、4月1日の出会いと始業式、入学式の子どもたちとの出会いに胸が高鳴る唯一無二の職場です。
職場

3月31日  「教育は愛」No.280

「一座建立 一期一会」、茶会の心得です。千利休の高弟、山上宗二の言葉だと伝えられています。今日の茶会のメンバーは唯一無二、二度と無い機会に感謝して、みんなで場を盛り上げようというものです。学校で本年度という座で1年間、ベストを尽くしてくれた仲間たち。今、3月31日にこの座は幕を閉じます。そして、数時間後の4月1日は、各々が新たな座で「一座建立 一期一会」に徹するのです。3月31日は、特別な日、新たな始まりを迎える終わりの日なのです。 1年間、盛り上げてくれた仲間に感謝の気持ちで一杯です。
管理職

校長の務め 「教育は愛」No.279

学校には、所属する教職員、全員が必要です。そして、一人ひとりが好き勝手をするのではなく、自分の役割を自覚して、精一杯に務めた時に学校力が最大限に発揮されるという醍醐味、楽しさを味わえると思うのです。そのことを校長として、1年間、伝え続けていこうと考えています。「教育は愛」ONE HEARTを目指して!