学校教育

グループ編成で人間関係を 「教育は愛」No.147

子どもたちは、自分たちでいろいろな友だちとグループをつくることが苦手です。ですから、初めは教師主導でいろいろな友だちとかかわれるようなグループを意図的に編成することが必要だと考えます。はじめのうちは、固執していた子どもたちも、いろいろな友だちとのグループを経験していく内に、誰とでも一緒に活動できるようになっていきます。
体育授業

水に入ってこそ水泳 「教育は愛」No.146

水泳の授業は、頭で理解させるのではなく、実際に水に入って体を動かしながら泳ぎ方や浮き方を理解させるものです。小学校の教師は、プールサイドで熱弁をふるいます。スイミングのインストラクターは、水の中で補助しながら水に対する体の動かし方を指導します。この違いを小学校の教師もしっかりと理解し、そもそも、水泳とは水に入ってこそ初めて学習できるものである、という意識を変えた方が良いのではないでしょうか。
体育授業

苦手な子どもへの指導 「教育は愛」No.145

苦手な子どもへの指導のタイミングは、授業設計の工夫をしてみてはいかがでしょうか。始めに学び方を指導し、子どもたちが自分たちで協働学習できる学習の素地を築きます。そうすれば、単元が進むに連れて、子どもたちが自主的に学習を始めるようになり、教師に時間が生まれます。その時間を活用して、苦手な子どもへの指導を重点的に行ってみると、効率よく授業を進めることができます。
コラム

自慢話ばかりの厄介な人 「教育は愛」No.144

過去の自慢話ばかりする人は、今を生きていません。まだ、過去に生きているのです。また、同じ自慢話を繰り返す人は、ひょっとすると認知症が入っている可能性もあります。自慢話を始めたら、できるだけ上手にその場を立ち去ることをお勧めいたします。
コラム

後輩を育てる魅力的な方 「教育は愛」No.143

後輩を育てようとしてくださる魅力的な方との出会いは、人生の宝物です。私も仕事で行き詰まっている時に、大先輩のあたたかい一言で救われたことがあります。この方のように後輩を育てようとされる魅力的は方には、幾つかの共通点があるようです。
体育授業

鉄棒痛いをどうするか?  「教育は愛」No.142

鉄棒の授業をすると2つの痛いにぶち当たります。手の皮とひかがみの痛みです。この予防策として、サポーターなどの防具としての教具が効果的です。しかし、令和の時代に、保護者の理解を得るにはどうすればよいのでしょうか。担任の熱意と誠意で保護者との信頼関係を構築し、保護者に子どもの背中を押してもらえるようにすればよいのですが・・・。
体育授業

めあて 「教育は愛」No.141

子どもたちの能力は子どもの人数分異なります。従って、めあても子どもの人数分だけあるのです。これが、令和になってよく言われるところの個別最適化の学習です。どの子にも明確なめあてを用意し、絶えざる挑戦性を用意することが教師の仕事です。
体育授業

チームワークを学ぶ 「教育は愛」No.140

チームワークは、教師が説明してすぐに高まるものではありません。高学年にもなると、同じチームの中でもなかなか本音が言えず、マイナスの雰囲気になることもしばしばです。喧嘩になることだって珍しくありません。しかし、そんな時こそ、真のチームワークを学ばせる絶好の機会です。トコトン本音を出させて、わだかまりをなくすところに真のチームワークを見出すことができるのです。
体育授業

高学年の体育授業 「教育は愛」No.139

高学年の体育授業では、中学年より一段上の知的理解が進みます。動きや運動についても知的に探究できるようになることが高学年の特徴です。同時に、器械運動では、できる・できないがより明確になるので、苦手な子どもは敬遠するようになる傾向もあります。子どもたちの運動技能に大きな差が出る高学年の子どもたち、この差をいかに吸収しながら授業をプログラムするかが、子どもたちを夢中にさせる授業の重要な鍵となります。
コラム

プライドが高い厄介な人 「教育は愛」No.138

プライドが高すぎて厄介な人が、どこの世界にもいるものです。このような厄介な人は能力は高いのですが、他人に対する心遣い、配慮に欠けている傾向があります。自分は、周囲の人よりも優れていることを自負しているのです。このような厄介な人とお付き合いするためには、淡々とビジネスライクに接することがポイントです。できれば、関わり合いを最小限に止めたいものです。