家庭教育 Excuse me 「教育は愛」No.236 「すみません」の一言で見ず知らずの人との気持ちの良い関わりができるものです。しかし、この「すみません」は、自然発生するものではありません。家庭教育の中で、他人への気遣いとして、幼い頃から繰り返し指導し、習慣となるまで昇華しておくことがとても大切だと思います。「すみません」だけではありません。家庭教育で習慣としておくことは、もっと沢山あるのではないでしょうか。 2025.02.15 家庭教育
学校教育 熟議の条件 「教育は愛」No.235 熟議という言葉をよく耳にします。しかし、実際のところ、協議すると言っても義理で形式的に話し合っているだけで、熟議の域にまで達していません。なかには、動員をかけて人数を集める研究会や協議会も目にします。人数など問題ではありません。大切なのは本音トークで話し合うことです。先日、保護者、教師の話し合いに学校医と中学校教師をアドバイザーとして招いて、小グループを編成し、お茶、お菓子、BGMを用意してカフェ形式で熟議の場面をつくりました。ここでは本音が飛び交い、まさしく熟議が行われました。 2025.02.14 学校教育
学校教育 教室掲示 「教育は愛」No.234 教室掲示は、子どもたちに安らぎを与え、意欲を向上させる役割があります。子どもたちを大切にする教師は、学級の歴史や行事の様子を掲示し、子どもたちの絵画や作文などを上手にデザインします。教室全体が、芸術作品のようです。授業力だけでなく、教室教示についても研究することをお勧めします。最初は、先輩のマネでよいのです。スマホ片手に校内を一巡するだけで、沢山の貴重な資料を手にすることができるはずです。 2025.02.13 学校教育
学校教育 クラブ活動 「教育は愛」No.233 クラブ活動を参観していると、開放感に満ち溢れた子どもたちの笑顔、表情が輝いていました。通常の授業の集中力とは全く別の空気が流れています。4年生から6年生までの子どもたちが、学年を越えて、一緒に工夫しながら興じているクラブ活動。自分の好きなこと、得意なことを思い切り楽しんでいます。その姿は、昭和の時代に放課後、広場や公園で遊んでいた子どもたちの姿と重なりました。ルールづくり、喧嘩、仲直り等々・・・。昭和の時代に行っていたことが、クラブ活動の中で展開されています。ここにクラブ活動の重要性を改めて実感しました。 2025.02.12 学校教育
管理職 リーダーに向かない人 「教育は愛」No.232 私は、以前から自分が勉強になると思った内容をメモして、ノートに蓄積する習慣を持っています。ノートは、数十冊にも達していて、現在進行中です。さて、その中でリーダーに向かない人というページに目が留まりました。10年以上前のメモですが、今、読み返してもなるほど、と思います。 2025.02.11 管理職
学校教育 自走する授業 「教育は愛」No.231 授業デザインを研究している教師の研究授業では、子どもたちが自走します。導入で教師が笑顔と流暢な英語で誘い、いつの間にか、学習ゲームの行い方を理解させ、子どもたちへゲーム開始を呼びかけます。子どもたちは嬉々として、学習ゲームに取り組み、授業のねらいである会話の定型を習熟させていくのです。このような授業は今までに見たことがありません。 2025.02.10 学校教育
管理職 リーダーの権威 「教育は愛」No.230 学級担任の時、学級をまとめあげるために、様々なリーダーシップについての文献を読んだり、研修会に参加したりしました。そこで出会ったのが「韓非子」でした。私は、韓非子のリーダーの権威を成り立たせるための4つの条件がとても気に入り、自分の学級経営に活かしたものです。以後、いろいろなリーダーを経験しましたが、その度にこの4つの条件を活用し、自己研鑽を積んでいます。 2025.02.09 管理職
教師 教師の仕事 「教育は愛」No.229 小学校の教師は、MAX35人の子どもたちを一斉に指導しています。その中で、子どもたち一人ひとりの願いや悩みに寄り添っているのです。このような状況を理解して、教師を思いやってくださる保護者の方がほとんどです。しかし、なかには、一方的に教師を責め、心ない言葉を浴びせてくる保護者の方もいらっしゃいます。その言葉により教師は傷つき、最悪の場合は病を発症し、職を辞する者までいるのです。トイレに行く時間さえないくらい子どもファーストを貫いている教師に節度ある対応をしてくださるよう心より願っております。 2025.02.08 教師
教師 謝れる教師の余裕 「教育は愛」No.228 教師は間違ってはいけない、その思いが強すぎて、若い頃は、間違っても素直に謝ることができませんでした。キャリアを積んで、子どもたちとの関係づくりに余裕が出てくると、間違った時、自然に「ごめんね。先生が間違ってました」と言えるようになるものです。教師だって人間なのです。間違うことだってあって当然なのです。しかし、法に触れる様な間違いは絶対に許されるものではありません。教師なのですから・・・。 2025.02.07 教師
教師 教師と憧れ 「教育は愛」No.227 「小学校の教師になりたい」、理由を尋ねると「○○先生が優しくて、憧れているからです」と答えが返ってきます。子どもたちは、教師のことをよく見ています。見ていないようでしっかりと見ているのです。子どもたちを一人の人として、丁寧に接している教師は、子どものことを誉めます。子どもたち一人一人の良さを見出そうと努力しているのです。子どもたちが憧れる教師の数が増えていけば、教師を志望する学生も自ずと増えるのかも知れません。 2025.02.06 教師