教師 察することができる教師 「教育は愛」No.210 子どもたちや保護者から信頼される教師は、子どもや保護者の心を読み、察することができる教師です。どうしたら心を読み、察することができるのでしょうか。私は、その教師の人生経験に起因するものと考えます。苦労した経験、反対に愛された経験、それらの経験が積み重なって人生経験となり、教師になっても人としての基盤に組み込まれるのです。その基盤が、教師をしているうちに感性となり、さらに察する力に磨きがかかるのではないでしょうか。 2025.01.20 教師
教師 教師も感動体験を! 「教育は愛」No.202 子どもたちの心を豊かにすることは教師の重要な役割とされています。豊かな心を育てるためには、胸が震えるような感動体験が必要です。私は、子どもたちを感動させる前に、まず、教師自身が感動体験を沢山してほしいと思います。日々、忙しいと毎日を送っているだけでは、心が渇いてしまいます。何か、感動できるもの、こと、を見つけて自身の心を豊かにしてから子どもたちを豊かにしてほしいと心から願っています。 2025.01.11 教師
教師 笑えない話 「教育は愛」No.200 働き方改革は、学校現場でも真剣に熟議され、様々な解決策を展開しています。その際、教師の意識アンケートは改革の参考となります。しかし、そのアンケートの中で、笑えない話を耳にしました。教師が一番負担を感じていることが授業準備だというのです。授業は準備して初めて成り立つものです。準備しないで、何ができるというのでしょうか? 2025.01.09 教師
教師 芸は人なり、教育も人なり 「教育は愛」No.195 林家たい平師匠の校長を対象として教育講演会は、最高でした!その中で、たい平師匠が、柳家小さん師匠からいただいたご指導として「芸は人なり」というエピソードをご披露してくださいました。テクニックを磨こうとするな、まず、人間を磨けという内容だったそうです。人間性を磨いているうちに、自然と芸にも味が出てくる。教育もそうではないでしょうか。指導力を磨くことも大切ですが、まずは、人間性を磨く、そうしているうちに、指導力、授業力にも自然とその人間性が表れるようになり、子どもたちや保護者を惹き付けることができる教師に成長できるのだと感じています。 2025.01.04 教師
教師 専門誌「体育科教育」 「教育は愛」No.193 体育科教育の専門誌もかつては数誌あり、私も全て購読していました。しかし、デジタル全盛の今、体育科教育の専門誌は、大修館書店の「体育科教育」1誌だけとなりました。デジタルで知識を得るだけでなく専門誌には専門誌の良さがあります。それは、編集部の方の熱意が凝縮されているところです。そこから、様々なことを学べると思っています。 2025.01.02 教師
教師 書き出して整理する 「教育は愛」No.191 2年目の教師で、自分の考えや課題と思うことをノートに書き出して整理しています。とても真摯に教育に取り組んでいます。この教師を見て、私自身、若かりし頃、体育授業や学級経営などについて、考えたこと、気付いたことを書き出して整理したことを思い出しました。今でも、頭を整理する際には、ノートに思いついたことを書き出すことにしています。書き出すと頭の中から自分の考えていることを客観的に見られるようです。 2024.12.31 教師
教師 ファシリテーターとしての教師 「教育は愛」No.189 令和の時代は、ICtの普及という大きな変化が教育界にも訪れました。歴史に残る変化です。その中で、教師の役割として、教える、コーチングするだけでなく、ファシリテートする能力が求められるようになってきます。教師の発想の転換が、子どもたちの学びの真の変革に結びつくのではないでしょうか。 2024.12.29 教師
教師 健康第1で 「教育は愛」No.188 教師は真面目な人が多い職種です。ですから、自分の心身でも限界まで無理をしてしまいがちです。私もかつては多少の心身の不調は気の所為だと思って乗り切ってきた一人です。しかし、年齢ととも、基礎的な体力は確実に低下しているのです。無理をしなくてはできないということは、その力がないということなのです。決して無理をすることなく、元気に仕事ができるような働き方も必要でしょう。 2024.12.28 教師
教師 授業研究・心に残るターニングポイント 8 継続と鳥瞰図的な視野 「教育は愛」No.187 教師が授業研究を進める上で大切なことは、1に継続だと思います。そして、細部に視点を当てるのではなく、時に鳥瞰図的な視野を持ち、体育授業を眺めて見るのです。そうすると、今まで気付かなかった学級経営や教師の子どもへの関わり方などが浮き上がってきます。 2024.12.16 教師
教師 授業研究・心に残るターニングポイント 7 客観的な尺度を持つ 「教育は愛」No.186 教師の授業評価は、自作のアンケートだけでは、主観の域を越えることはできません。もっと客観的に、全国、どこの教師が実践した結果とも比較検討するためには、十分なサンプル数で有効化が認められた授業評価法を用いることが不可欠です。私は、髙橋健夫先生の研究室で客観的な授業評価法を知ることができました。「形成的授業評価法」です。この評価法を活用するようになってから、私の授業研究は新しいステージへと深化することができました。 2024.12.15 教師