教師

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教師の仕事 「教育は愛」No.229

小学校の教師は、MAX35人の子どもたちを一斉に指導しています。その中で、子どもたち一人ひとりの願いや悩みに寄り添っているのです。このような状況を理解して、教師を思いやってくださる保護者の方がほとんどです。しかし、なかには、一方的に教師を責め、心ない言葉を浴びせてくる保護者の方もいらっしゃいます。その言葉により教師は傷つき、最悪の場合は病を発症し、職を辞する者までいるのです。トイレに行く時間さえないくらい子どもファーストを貫いている教師に節度ある対応をしてくださるよう心より願っております。
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謝れる教師の余裕 「教育は愛」No.228

教師は間違ってはいけない、その思いが強すぎて、若い頃は、間違っても素直に謝ることができませんでした。キャリアを積んで、子どもたちとの関係づくりに余裕が出てくると、間違った時、自然に「ごめんね。先生が間違ってました」と言えるようになるものです。教師だって人間なのです。間違うことだってあって当然なのです。しかし、法に触れる様な間違いは絶対に許されるものではありません。教師なのですから・・・。
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教師と憧れ 「教育は愛」No.227

「小学校の教師になりたい」、理由を尋ねると「○○先生が優しくて、憧れているからです」と答えが返ってきます。子どもたちは、教師のことをよく見ています。見ていないようでしっかりと見ているのです。子どもたちを一人の人として、丁寧に接している教師は、子どものことを誉めます。子どもたち一人一人の良さを見出そうと努力しているのです。子どもたちが憧れる教師の数が増えていけば、教師を志望する学生も自ずと増えるのかも知れません。
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読書の習慣 「教育は愛」No.214

読書の習慣は、子どもたちだけでなく、教師もぜひ、確率したいものです。本から知識や教養を意識的に学ぶことは、教師という仕事をする上でも大きな力、栄養となります。ジャンルは問いません。いろいろなジャンルの本を読み、幅広い世界を頭の中に入れておきたいものです。
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本気の教師 「教育は愛」No.212

保護者からのクレームを怖れ、働き方改革の名のもとに、本気でぶつかる教師が少なくなったような気がします。昭和から平成の中頃までは、子どもたちに涙を流しながら、本気でぶつかる教師がどの学校にもいたように思います。子どもたちのよりよい成長を本気で願い、教育していれば、子どもたちが誤った行為をした姿を見れば、決して見過ごすことなどできないのです。本気だから・・・。
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察することができる教師 「教育は愛」No.210

子どもたちや保護者から信頼される教師は、子どもや保護者の心を読み、察することができる教師です。どうしたら心を読み、察することができるのでしょうか。私は、その教師の人生経験に起因するものと考えます。苦労した経験、反対に愛された経験、それらの経験が積み重なって人生経験となり、教師になっても人としての基盤に組み込まれるのです。その基盤が、教師をしているうちに感性となり、さらに察する力に磨きがかかるのではないでしょうか。
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教師も感動体験を! 「教育は愛」No.202

子どもたちの心を豊かにすることは教師の重要な役割とされています。豊かな心を育てるためには、胸が震えるような感動体験が必要です。私は、子どもたちを感動させる前に、まず、教師自身が感動体験を沢山してほしいと思います。日々、忙しいと毎日を送っているだけでは、心が渇いてしまいます。何か、感動できるもの、こと、を見つけて自身の心を豊かにしてから子どもたちを豊かにしてほしいと心から願っています。
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笑えない話  「教育は愛」No.200

働き方改革は、学校現場でも真剣に熟議され、様々な解決策を展開しています。その際、教師の意識アンケートは改革の参考となります。しかし、そのアンケートの中で、笑えない話を耳にしました。教師が一番負担を感じていることが授業準備だというのです。授業は準備して初めて成り立つものです。準備しないで、何ができるというのでしょうか?
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芸は人なり、教育も人なり 「教育は愛」No.195

林家たい平師匠の校長を対象として教育講演会は、最高でした!その中で、たい平師匠が、柳家小さん師匠からいただいたご指導として「芸は人なり」というエピソードをご披露してくださいました。テクニックを磨こうとするな、まず、人間を磨けという内容だったそうです。人間性を磨いているうちに、自然と芸にも味が出てくる。教育もそうではないでしょうか。指導力を磨くことも大切ですが、まずは、人間性を磨く、そうしているうちに、指導力、授業力にも自然とその人間性が表れるようになり、子どもたちや保護者を惹き付けることができる教師に成長できるのだと感じています。
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専門誌「体育科教育」 「教育は愛」No.193

体育科教育の専門誌もかつては数誌あり、私も全て購読していました。しかし、デジタル全盛の今、体育科教育の専門誌は、大修館書店の「体育科教育」1誌だけとなりました。デジタルで知識を得るだけでなく専門誌には専門誌の良さがあります。それは、編集部の方の熱意が凝縮されているところです。そこから、様々なことを学べると思っています。