学校教育 評論家と実践家 「教育は愛」No.266 評論家は、誰かがやらないからできないのだ、と他人の所為にして、自分の努力は語ろうとしません。実践家は、なぜ、できないのか、自分に何が足りなかったのかを省察し、謙虚に努力を重ねます。学校教育を推進する教師は実践家です。他人のことなど論じている場合ではありません。私は幾つになっても実践家として仕事に取り組む覚悟です。 2025.03.17 学校教育
学校教育 卒園式と卒業式 「教育は愛」No.264 中学校の卒業式と幼稚園の卒園式に来賓として参加してきました。どちらも大変感動的で、胸が熱くなりました。そして、改めて、卒園式、卒業式は子どもたちにとっても、保護者の皆様にとっても、大切な歴史の一部であり、人生の節目となる重要なセレモニーだと実感しました。卒業式では、子どもたち、保護者・地域の皆様、教職員の心がひとつになります。ひとつになって、限りない愛情を注ぐ大事な時間、セレモニーです。次はいよいよ本校の卒業式です! 2025.03.15 学校教育
学校教育 歌唱 「教育は愛」No.263 卒業式の歌唱指導を見ていて、発声や声の大小だけなく、大切なのは歌を通して伝えたい気持ちの持ち方であることだ分かりました。気持ちが入っているからこそ、歌詞に力が入り、聴いている人に感動を与えるのでしょう。宝塚歌劇のジェンヌさんたちの役作りを彷彿とさせました。 2025.03.14 学校教育
学校教育 感動 「教育は愛」No.254 学校には、感動が溢れています。日頃の何気ない言動に感動することもあります。また、スポーツや音楽等で素敵なパフォーマンスを目にして感動することもあります。感動とはどこからやってくるのでしょうか。私は、子どもたちの真剣な取り組み姿勢にあると思います。全員の心がひとつになって表現する姿、それを目の当たりにした時、人は深い感動を覚えるのではないでしょうか。 2025.03.05 学校教育
学校教育 アファメーション 「教育は愛」No.253 自分のなりたい姿を具体的・肯定的にイメージして宣言することにより自己暗示をかけることをアファメーションと呼ぶそうです。スポーツ選手のイメージトレーニングに通じるものだと解釈しています。しかし、具体的・肯定的にイメージするだけでは、夢は実現しません。当然のことながら努力が必要です。そして、努力をしても必ずしも第1希望の姿を叶えられるととは限りません。肝心なのは、その時に再びどのようなアファメーションをするか、ではないでしょうか。 2025.03.04 学校教育
学校教育 熟議の条件 「教育は愛」No.235 熟議という言葉をよく耳にします。しかし、実際のところ、協議すると言っても義理で形式的に話し合っているだけで、熟議の域にまで達していません。なかには、動員をかけて人数を集める研究会や協議会も目にします。人数など問題ではありません。大切なのは本音トークで話し合うことです。先日、保護者、教師の話し合いに学校医と中学校教師をアドバイザーとして招いて、小グループを編成し、お茶、お菓子、BGMを用意してカフェ形式で熟議の場面をつくりました。ここでは本音が飛び交い、まさしく熟議が行われました。 2025.02.14 学校教育
学校教育 教室掲示 「教育は愛」No.234 教室掲示は、子どもたちに安らぎを与え、意欲を向上させる役割があります。子どもたちを大切にする教師は、学級の歴史や行事の様子を掲示し、子どもたちの絵画や作文などを上手にデザインします。教室全体が、芸術作品のようです。授業力だけでなく、教室教示についても研究することをお勧めします。最初は、先輩のマネでよいのです。スマホ片手に校内を一巡するだけで、沢山の貴重な資料を手にすることができるはずです。 2025.02.13 学校教育
学校教育 クラブ活動 「教育は愛」No.233 クラブ活動を参観していると、開放感に満ち溢れた子どもたちの笑顔、表情が輝いていました。通常の授業の集中力とは全く別の空気が流れています。4年生から6年生までの子どもたちが、学年を越えて、一緒に工夫しながら興じているクラブ活動。自分の好きなこと、得意なことを思い切り楽しんでいます。その姿は、昭和の時代に放課後、広場や公園で遊んでいた子どもたちの姿と重なりました。ルールづくり、喧嘩、仲直り等々・・・。昭和の時代に行っていたことが、クラブ活動の中で展開されています。ここにクラブ活動の重要性を改めて実感しました。 2025.02.12 学校教育
学校教育 自走する授業 「教育は愛」No.231 授業デザインを研究している教師の研究授業では、子どもたちが自走します。導入で教師が笑顔と流暢な英語で誘い、いつの間にか、学習ゲームの行い方を理解させ、子どもたちへゲーム開始を呼びかけます。子どもたちは嬉々として、学習ゲームに取り組み、授業のねらいである会話の定型を習熟させていくのです。このような授業は今までに見たことがありません。 2025.02.10 学校教育
学校教育 受験勉強 「教育は愛」No.216 受験勉強は、人生の節となり、受験する子どもの実践的なキャリア教育となるのが本義だと考えます。親に言われたから、有名な学校だから受験するのではなく、受験するには、子ども自身の意志が必要です。将来、このような職業に就きたい、そのためには、この学校で勉強したい。だから、私はこの学校を受験する。こうした明確な意志があることが受験勉強を人生の節にする条件となるのではないでしょうか。 2025.01.26 学校教育