学校教育

学校教育

初任者研修について思うこと 「教育は愛」No.74

初任者研修を頑張っている初任者の教師を見ていて思うことがあります。全ての教科の研究授業に追われるよりも社会人としての自覚と子どもたちをリードできるリーダーシップを磨くような研修が求められているように感じています。子どもたちの心を掴むことができる心の持ち方や言葉掛け、立ち居振る舞いなど、より実践的な内容を初任者研修に盛り込んだ方がよろしいのではないでしょうか?
学校教育

学習習慣の確立 「教育は愛」No.68

学校の授業だけで完結できる内容と家庭での習熟が必要になる内容と区別して考えることが必要です。授業では考え方や調べ方の基本を学ぶ。その学んだことを繰り返し練習して習熟させ、理解すること、その場は時間割で区切られた学校ではなく、家庭での生活習慣を視野に入れる必要があるのではないでしょうか。家庭での学習習慣をしっかりと身に付けさせるためには、ご家族のご理解とご協力も必要不可欠です。
学校教育

卒業生を送り出すということ 「教育は愛」No.67

教師への報酬、それは子どもたちとの温かい心の交流です。そして、卒業生を担任することによって、抱えきれない程の素敵な想い出を子どもたちからプレゼントされます。これは、教員生活を続けていく上でのかけがえのない宝物となります。卒業生を送り出すということは、教職へのさらなる意欲をかき立て、教師としての力量も大きく向上させることにつながります。
学校教育

異国で自分を見直す 「教育は愛」No.62

イギリスへの海外研修では、異国の文化や歴史、人々のぬくもりに触れ、日常では経験できないようなことを数多く学ぶことができました。そして、遠い異国の地で、改めて自分とは何か?と自分のことを見直すことができたのです。ダビンチの聖母子のデッサン画の前に、自問自答したことは人生の中でとても大きな経験となりました。
学校教育

英国の学校で見聞したこと 「教育は愛」No.61

イギリスの学校で1ヶ月間見聞したことは、私にとって、教師としても、人としても貴重な経験となりました。イギリスの子どもたちと教職員のあたたかさ、優しさは、今でも私の胸に深く染み入り、息づいています。素敵な経験でした。
学校教育

体育のゲームを管理する 「教育は愛」No.59

授業で教師と子どもたちの様子を参観していると、授業を通して、日頃の学級経営やその教師の指導力など数多くの情報が見て取れるものです。特に、数多くの授業や学級を参観されている熟練者の手にかかれば、手に取るように分かってしまうものです。担任時代、熟練の先生から「たかが授業、されど授業」の真理をご指導いただきました。
学校教育

オタクのように 「教育は愛」No.55

自分の好きなことにとことん打ち込んでしまうのが私の性格です。この性格は、体育受業研究にも発揮されました。自分の思いつくこと全てを実行しなくては気が済まないのです。しかし、その性格のおかげで、得たものも大きかったように思います。子どもたちのこと、体育受業のこと、教育のことをとことん考え、調べた結果です。この性格や行動傾向を世間ではオタクと呼ぶのかも知れません。
学校教育

守・破・離の学習過程 「教育は愛」No.49

元々は武道の学習過程だと言われる「守・破・離」は、物事を習得する上では大変効果的なものです。しかし、最近のデジタルの普及により、若者はYouTubeで動きを学び練習し、世界の頂点に立つアスリートも出現しています。このような事実を踏まえながら、学習内容に合わせた学習過程の創造も研究していかなくてはならない時代なのでしょう。
学校教育

仲間と一緒に学ぶ  「教育は愛」No.48

体育受業のイロハも分からなかった私に、体育受業の面白さ、奥深さを教えてくださったのは、市の体育勉強サークルでした。多くの先輩方から学んだことが、教師としての私の基盤となり、現在でも続いています。一人で学んでいるだけでは到底気付かなかったことが、沢山ありました。
学校教育

教師はおしゃべり 「教育は愛」No.47

教師はおしゃべりです。それは授業では話すことを通して、子どもたちに指導しているからです。その話し方については、教師の意識や精進によって異なるものです。できれば、学校関係者以外の方から「さすが、先生だ」と言われるような話方を身に付けたいものです。