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友   「教育は愛」No.242

現在の勤務校で自分のチャレンジとして取り組んでいる「校長ミニ講話勉強会」。その勉強会に、東京の勤務校からわざわざ早退して駆けつけてくださった仲間がいます。かつて、一緒に勉強会で学び合った仲間です。「友」と呼べる数少ない人間の一人です。定期的に会っている訳ではありません。それなのに、再会すると時間が巻き戻されます。ミニ講話勉強会が終了してからも2人で、勉強会の続きを行いました。時間があっという間に過ぎていきます。情熱を持って学び合った仲間は、友となり、生涯の宝物となっています。
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学校のチームワーク 「教育は愛」No.238

学校は、毎年人事異動によりメンバーが入れ替わります。そして、4月から培ったチームワークは、年度末にピークを迎えるはずです。この頃、仲間の窮地を救いたい一心で校長まで相談に来てくれる教師が複数人いました。このような教師たちこそ、学校のチームワークを向上させてくれる宝物です。原動力です。自己犠牲さえ厭わない人間性の大きさと深さがある教師たちです。学校のチームワークを向上させるコツは、結局、人間性の大きさ、深さを備えた教師の育成に他ならないのではないでしょうか。
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対面とオンライン 「教育は愛」No.237

コロナ禍では、感染防止の観点からオンラインが広がりました。授業や会議はオンラインが主流となりました。ポストコロナの現在でもオンラインによる会議等は便利に使われています。対面の良さとは何でしょうか?ある噺家さんのお話しがピンと来ました。「お客さんは私を見に来ている。私と同じ空間、時間を共有したいからチケットを購入して来てくださっているんだ」その通りだと思います。対面の良さ、改めて認識できた思いです。
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キャリアより情熱 「教育は愛」No.224

キャリアを積んでいる=仕事ができる の構図は成り立ちません。勿論、キャリアを積んで立派な仕事をしている教師も沢山います。しかし、キャリアが浅くても、いい仕事をしている若い教師もいます。その教師を見ていると、早朝から出勤して、人一倍の仕事に取り組んでくれています。この教師には、情熱が溢れているのです。情熱を持って取り組む教師には、自ずと子どもたち、保護者、同僚からの信頼も集まります。
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伝えることの難しさ 「教育は愛」No.219

話して人に伝えることは至難の業です。約6割理解してくれればよい方です。ですから、大抵の場合は4割にも満たない理解で終わっているのです。では、自分の考えていることを人に理解していただくためにはどうしたらよいのでしょうか。話し方に工夫することも大切でしょう。文章にしたり、繰り返し説明したり、図示したりすることも有効だと思います。そして、人に伝えるようとしても4割程度の理解しか得られないものだという現実を踏まえ、少しずつ努力してくことが肝要でしょう。
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主体的な学校研修 「教育は愛」No.208

いろいろな学校で取り組まれている学校研修。教師の授業力を向上させ、学校力を高める上で大変有効と言われています。しかし、一般的な学校研修の方法では、どうしても一部の教師に負担が集中してしまう傾向があります。ということは、反対に研修に取り組んでも、その成果を存分に生かせない教師もいるということです。このような研修を一部の教師にお任せする状態を打破するため、教師一人ひとりが自分でテーマを定め、計画を立案して取り組む新しい方法による学校研修に取り組んでいるところです。ワクワクします。
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一人の重み 「教育は愛」No.198

ある教職員が長期のお休みをしてはじめて、その人がどのような大切な仕事をしてくださっていたのかが解ることがあります。校内で分掌されていない大切な仕事は結構あるものです。それを人知れず頑張ってくれている教職員には頭が下がります。そして、自分は職場の皆さんのために何か人知れずやっていることはあるか?自省することしきりです。
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礼節ある職場 「教育は愛」No.96

学校という職場は、プロが集まり子どもたちを伸ばすために、教育活動を展開する処です。しかし、団塊の世代が退職し、若手教員が激増する中で、時として大学のサークル活動のような勘違いをしてしまう教員もいます。職場で気持ち良く仕事をするためには、謙虚さ、礼節、秩序ある言動が必須と考えます。
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モチベーションの高め方 「教育は愛」No.87

職場のモチベーションは、リーダーの言動にかかっています。特に、メンバーが失敗した時にリーダーがどのような言動をとるのか?職場の皆が注目するところです。リーダーは、最終責任は自分がとると、デンと構えて、失敗を恐れずにチャレンジさせる雰囲気を醸し出さなくてはなりません。イクスキューズは厳禁なのです。
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変えられるのは社会的性格 「教育は愛」No.79

子どもは変えられるが、大人は変えることはできないと言われます。確かに、大人の本質的な性格を変えるのは至難の業でしょう。しかし、性格ではなく「社会的性格」なら変えられるそうです。ある先輩から教えていただきました。そう考えると、職場で求められる言葉遣いや立ち居振る舞いなら、努力次第では変えるのではなく、身に付けることができるかも知れません。本人次第ですが・・・