人間学

歪んだ自己愛 「教育は愛」No.89

コンプレックスはそのまま歪んだ自己愛となり、人間関係に支障をきたすようになります。歪んだ自己愛に支配されたままリーダーになると、時にパワハラという形で表れることがあります。このような人と不幸にして出会ってしまったら?できるだけ接点を持たないよう心がけることです。そして、歪んだ自己愛を植え付けるような振る舞いをしないことです。人を認め、称賛するような態度を年下や立場の弱い人に対して行いたいものです。
教師

働き方改革と仕事の本質 「教育は愛」No.88

働き方改革の名の下に、教師の多忙感を感じているものをあげると成績処理まで入ってきてしまいます。採点業務や成績処理は、子どもたちの学習の伸びを確かめ、次の学習へつなげる上で大切な業務です。このような教師の仕事本質にかかわるものを大変だから、といって働き方改革の土壌にあげるのはいかがなものでしょうか?教師は、ライセンスを所有する専門職なのです。もっと、誇りと意識を持って、仕事に臨みたいものです。
職場

モチベーションの高め方 「教育は愛」No.87

職場のモチベーションは、リーダーの言動にかかっています。特に、メンバーが失敗した時にリーダーがどのような言動をとるのか?職場の皆が注目するところです。リーダーは、最終責任は自分がとると、デンと構えて、失敗を恐れずにチャレンジさせる雰囲気を醸し出さなくてはなりません。イクスキューズは厳禁なのです。
管理職

校長の情報発信 「教育は愛」No.86

学校は、閉ざされた社会だと言われます。特にコロナ禍があり、リアルで学校での子どもたちの様子を知る機会は激減していました。ポストコロナの中、学校での子どもたちの様子、教師の活躍、保護者・地域の皆様のご尽力などをデジタルで伝えるため、学校ホームページ上に、ブログ、校長通信「教育は愛」を掲載するようにしました。この発信により、学校の様子を保護者・地域の皆様と共有することができるようになりました。デジタルで学校の様子を伝えること、それは、校長自らが取り組む大切な仕事だと考えています。
コラム

ふてくされてしまう厄介な人 「教育は愛」No.85

何かとふてくされてしまう厄介な人とのお付き合いの仕方は、骨が折れるものです。決して、真正面から反対意見を言わないことです。自分のペースを守りながら、やんわりと反対していくことです。焦らず、じっくりと・・・。できれば、このような厄介な人とは、できるだけお付き合いしたくないものですが・・・。
コラム

歴史から学ぶ魅力的な方 「教育は愛」No.84

コラムー14 歴史から学び続けている魅力的な方 歴史上の人物について研究を深め、現在抱えている問題点と結び付けてご教示してくださる方とお会いしました。 歴史を学ぶ理由は、過去の事実を知ることだけではありません。過去の歴史を紐解きながら、人間...
学校教育

小学校教科担任制 「教育は愛」No.83

小学校教科担任制は、今後、小学校3、4年生にまで拡大しようとする国の動きが、令和7年度の概算要求でも発表されました。今、小学校教科担任制は明らかに小学校教育を変容させています。当初はデメリットが懸念されていましたが、各学校の努力により、メリットについても数多く報告されるようになりました。実際に小学校では、教科担任制の導入によりどのような変化が表れているのでしょうか。
教師

教員養成はキャリア教育から 「教育は愛」No.82

学生たちは、教育学部に所属していても教職を志望しない者が多くなっていると聞きます。教師という職業は、ブラック企業と同じだ、ということが報じられているのも事実です。だからと言って、教職の光の部分だけを特化して学生を誘うのはいかがなものでしょうか?光があれば闇もあるのです。光を浴びるための努力や多少の苦しさに耐えることが必要であることもしっかりと伝えていくことが大切だと考えます。職業とは、光と闇が混在する営みなのです。キャリア教育を正しく、学生にする必要性を感じています。それでも、きっと、教師を志したいという学生は少なからずいるはずだと信じています。教職とは、特別な魅力に溢れているのも事実なのですから・・・・
恩師

誠実なアドバイス  「教育は愛」No.81

中学校の理科教師を志すために、大学卒業前に、Y先生へ相談に行きました。Y先生は即座に「不可能、千葉には理科の免許は取れない」と一刀両断してくださいました。Y先生のご指導がなければ、私の人生は大きく変ってしまったかも知れません。今でもY先生には、感謝の気持ちでいっぱいです。そして、私は教え子に、Y先生のような誠実なアドバイスが果たしてできるでしょうか?今でも自問自答しています。
管理職

理想は高く!  「教育は愛」No.80

校長は、学校経営方針を発表する際に、理想を高く掲げた方がよいと考えています。その理想が例え、実現不可能と思われるような内容だとしても、そこに向かって、所属する職員全員が、ともに汗を流して頑張れることが大切だと思います。ですから、理想は高く、できるだけ高く、掲げることが肝要だと私は思っています。