人生の師

長嶋茂雄様 「教育は愛」No.356

我が人生の師、長嶋茂雄さんがご逝去されて、もうすぐ2週間が経とうとしています。今朝の番組でも、落合博満氏と中畑清氏が、長嶋さんへの感謝の言葉を述べていらっしゃり、胸が熱くなりました。
生涯学習

悔いなく生きる 「教育は愛」No.355

生きているうちに、やりたいことをやっておきましょう、というメッセージが、様々な書物やネット上で見かけるようになりました。きっと、今までもあったのでしょう。しかし、自分の年齢が上がるに連れて、認識することが多くなってきたのだと思います。
学校教育

教育の醍醐味 「教育は愛」No.354

教育の醍醐味は、子どもたちの変容にあります。手のかかった子どもたちが、見違えるように変容した時、教師は心の底から幸せを感じるものです。これは、医師が患者さんの命を救った時と同じ感覚ではないでしょうか。
教師

医師と教師 「教育は愛」No.353

医師は人の命をつかさどり、教師は人の人生(未来)をつかさどる、と言われています。以前から教師は医師と同等の尊い職業だという私の考えは変ることはありません。しかし、働き方改革が叫ばれている今、教師は医師に追いつけない職業になっているような気がしてなりません。
学校教育

はじき出し型教材と研修 「教育は愛」No.352

小学校の単位時間は45分間です。その時間内で完結する学習内容もあれば、家庭での復習や練習が必要な学習内容もあります。跳び箱運動は、跳び箱という特別な教具が学校にしかないので、45分間で完結させる必要があります。これを完結型教材と呼びます。これと対照的な位置にあるのがはじき出し教材です。なわとびがその代表例です。
管理職

校長としてのビジョン 「教育は愛」No.351

校長は、1校を任された時から学校経営方針を作成し、自分の理想とする学校に向かって実践を重ねていきます。当然、当初描いた青写真とは異なる出来事も数多く発生します。 しかし、色々な荒波にもまれながら進んでいくうちに、校長としてのビジョンがより鮮明に浮き上がって来るのを感じています。
学校教育

いじめ撲滅 「教育は愛」No.350

私がお世話になっているさいたま市では、6月を「いじめ撲滅月間」と位置付けて、市立学校全てで、いじめ撲滅に取り組んでいます。いじめは、人として絶対にしてはならない行為であり、許してはいけない行為です。
教育

活学と学力 「教育は愛」No.349

学力というと、まだ、テストの結果を第1とする風潮が根強く残っています。テストの結果だけでなく、学ぶ意欲や表現力、他者との協調性なども幅広く学力と捉えることが望ましいのですが、受験においては、まだまだ、テストの点数を第1に考えるようなシステムにも影響されているのでしょう。確かに教科の学習をして、どの程度理解しているかを確かめることは大切です。しかし、生きていく上で大切なのは、体験をもとにした活学がさらに重要なのではないでしょうか。
家庭教育

自分の居場所 「教育は愛」No.348

自分の居場所、自分がこれをしている時は夢中になれる、ここにいると安心できる、など、好きなことにのめりこむことと自分を理解してくれる人たちと一緒にいる場所の二通りの居場所があると思います。
学校教育

毅然として 「教育は愛」No.347

子どもたちの自主性・主体性をはぐくむ、という名のもとに、何でも子どもたちに聞いて考えさせる風潮が主流になりつつあります。しかし、子どもたちに聞いて、「子どもたちが考えたことですから」「子どもたちが選んだものですから」と言って、少々的外れの教育をしている場面を見て愕然とすることがあります。