教師 根拠のない自信 「教育は愛」No.157 令和に入り、若い先生方を見ていると、時々、たいそうな自信を持っている教師を見かけます。教師としてのキャリアも乏しいのに、妙に自信だけはあり、自分より年下の後輩に教えたがる教師。私はそのような教師を見ていると危機感を覚えずにはいられません。教師というのは、子どもたちの人生、未来を築く大切な職業です。常に謙虚に学び続けなければならない職業だと考えているからです。 2024.11.16 教師
体育授業 リズムを教えるハードル走 「教育は愛」No.156 ハードル走の指導では、抜き足重視か、振り上げ足重視か、陸上大会のライバル校の体育主任と大激論をしたことがありました。しかし、小学生にハードル走を指導する際には、足よりも全体のリズムが大切なのではないか、と考えるようになりました。よどみないリズムで走れるようにすること、それがハードル走の指導には適しているのはないかと考えています。 2024.11.15 体育授業高学年
体育授業 心の絆を紡ぐリレー 「教育は愛」No.155 新年度、学級の人間関係を構築するためにはリレーが最もふさわしい、という教訓を高田典衛先生の書物により学ばせていただきました。実践してみると確かにその通りでした。私は、髙橋健夫先生からご指導いただき、集団達成型リレーを新年度早々に教材として工夫して実践してみました。 2024.11.14 体育授業高学年
コラム 過去の役職・厄介な人 「教育は愛」No.154 過去の役職が忘れられずに、引退後も後進にアレコレと指示したり、飲み会で自分の昔話を蕩々と話したり、後進に気ばかり遣わせる厄介な人がいます。こうした人は、一定の範囲で権威を持ち、政治家の派閥のような力を持っている場合もあります。それでも、こういう厄介な人とは離れた方が得策だと思います。自分が、厄介な人になるよりも・・・。 2024.11.13 コラム厄介な人
コラム 趣味を愉しむ魅力的な方 「教育は愛」No.153 他人や家族に迷惑をかけないようにして、趣味を愉しむ方は、努力し、追究して納得いく結果を出そうと努力されます。その姿勢は仕事にも活かされます。つまり、このような方は、何事に対しても懸命に努力し、成果を出しているのです。趣味を愉しみ、仕事も愉しむ、それが人生を潤すコツなのではないでしょうか。私が出会った魅力的な方から教わった教訓です。 2024.11.12 コラム魅力的な方
教師 授業研究をしなくなった? 「教育は愛」No.152 教師にとっての生命ラインは授業力です。かつて、研究発表会等で研究授業を公開するのは、その学校を代表するベテラン教師でした。しかし、いつの頃からか、授業公開、研究授業は、若手の登竜門とばかりに、若い教師がやる風潮も垣間見えます。教師たるもの、授業研究にはいつまで経っても真摯に取り組むべきだと思います。 2024.11.11 教師
学校教育 問題児への指導 「教育は愛」No.151 問題児と呼ばれる子ども、それは、たまたま教師や大人の思い通りの行動ができない子どものことを指しています。問題があるのは子どもたち一人ひとりの長所を見出そうとしない教師の側にあるのかも知れません。私も問題児として教師の手を煩わせていた子どもでした。自分の良いところを見出そうとして誉めてくれた教師には心を開くことができました。しかし、反対に、私の短所ばかりを指導しようとされた先生にはなかなか心を開くことができなかったものです。 2024.11.10 学校教育
体育授業 全力走 「教育は愛」No.150 昭和の時代、50m走は子どもたちの人気種目でした。とてもシンプルですが、全力で短距離を走りきる爽快感や競走が楽しくて仕方なかったのです。ところが、平成の時代に入ると競走への価値観が低下して、全力で走りきる経験が子どもたちの中に少なくなってしまったのです。令和の時代になっては、全力で走る経験さえ知らない子どもが増えている感がします。全力走は、自分の体の使い方を知る上でも大変重要な種目だと考えます。 2024.11.09 体育授業高学年
体育授業 クロールと平泳ぎ 「教育は愛」No.149 水泳の授業を指導しているとクロールを習得してから平泳ぎに入るという慣例的な学習過程が一般化されているように思います。スイミングスクールでは、必ずしもクロールを第1に指導するようなプログラムではないようです。どのような泳法指導の学習過程がよいのでしょうか。教師には、子どもたちの実態に応じて、柔軟に工夫することが求められているように感じています。 2024.11.08 体育授業高学年
学校教育 悪口を学級から閉め出す 「教育は愛」No.148 悪口は、いじめと同じです。小さな芽のうちに摘んでおくことです。悪口が学級の中にはびこると、人間関係に負の連鎖が生じてしまいます。学級に肯定的な人間関係を築くためには、悪口は、絶対に言わないこと、そういった教師の価値観を毅然と指導します。 2024.11.07 学校教育