子どもは風の子 「教育は愛」No.534

学校教育

学校教育ー121 子どもは風の子

◆「子どもは風の子」とよく言われます。冬になり、北風小僧がヒューと泣き出す頃になるとこの言葉が甦ります。いつも子どもは風に向かって走っているのです。

 運動場へ足を運び、子どもたちの様子を見に行きます。風が多少吹いていても、その風を追い越すような勢いで走り回っている子どもたち。

 その姿は数十年前のそれと全く変ることはありません。

 昭和、平成、令和、どの時代でも子どもたちは、運動場で嬉々として走り回っています。

 若い担任教師も子どもたちと一緒になって、走り回っています。

 そう、私も担任時代は、子どもたちと一緒に鬼ごっこをしたものです。当時は、子どもたちとかけっこをするのも楽しかったものです。

 それが、いつの頃からでしょうか。子どもたちと一緒に居ても、走り回ることができなくなったのは・・・。

 子どもは、本能的に全力で走ります。

 ですから、低学年の体育授業で持久走をする時は、教師が先頭になって走り、子どもたちのスピードを調整するのです。そうでないと、子どもは常に全力走をしてしまうからです。

 やがて、誰しも年齢を重ねるとマラソンを趣味にしている人以外は、めっきり走る機会はなくなります。

 「走りたい」という本能が低下するからでしょうか? 

 それとも、頭でいろいろなことを考え過ぎるからなのでしょうか?

 今日も何人かの子どもたちから「校長先生も一緒に鬼ごっこしましょう!」と優しく誘いを受けました。

 丁重にお断りして、苦笑しながら運動場を後にしました。

 「子どもは風の子」、「大人は・・・?」

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