生涯学習ー143 自分でコントロールできないこと
◆人間、生きていれば悩みは尽きないものです。そして、案外、自分で悩み、考えてもどうしようもないことに時間を取られ、深みにはまってしまうこともあります。
例えば、相手の感情です。相手が自分のことをどのように思うのか?ひょっとして悪感情を持っているのではないか?と悩んでも仕方のないことです。
なぜなら、相手の感情は自分の持ち物ではないからです。
自分が新しく着任する職場で、職場の方が自分をどのように思い、扱ってくれるのか?
明日の天気についても同様です。雨が降ったらどうしよう? 等々・・・
自分で悩んでもどうしようもないことに時間を費やし、心を惑わすことが結構多いのではないでしょうか。
この悩みを解消し、和らげてくれたのは、元巨人軍、ヤンキースの松井秀喜氏の言葉でした。
「自分にコントロールできないことは一切考えない。考えても仕方のないことだから。自分にできることだけに集中するだけです」
さらに続きます。
「なんとかなるものであれば、解決しようと知恵も絞りますが、自分の力でどうにもならないものについてはあれこれ考えません。そうしたことをくよくよ考えるのは、時間と労力の無駄だし、精神的にもあまりよくないことではないと思うのです」
私は、かつて、他人の評判を気にしすぎて、心の安定を欠いてしまったことがありました。
今考えると、取るに足りない小事に気を病んでいたものです。
このような経験を幾つも重ねていくうちに、自分の中に免疫が出来て、やがて松井秀喜氏の言葉と出会います。それ以後、自分の力ではどうしようもできないことについて悩みそうになった時にはこの言葉を思い出して振り切るようにしています。
人生は、自分の力では、どうしようもないことに悩んでいるほど長くはありません。
「今」という時に集中し、二度と無い人生にチャレンジしていきたい、と考えるようにしています。
