学校教育

学校教育

はじき出し型教材と研修 「教育は愛」No.352

小学校の単位時間は45分間です。その時間内で完結する学習内容もあれば、家庭での復習や練習が必要な学習内容もあります。跳び箱運動は、跳び箱という特別な教具が学校にしかないので、45分間で完結させる必要があります。これを完結型教材と呼びます。これと対照的な位置にあるのがはじき出し教材です。なわとびがその代表例です。
学校教育

いじめ撲滅 「教育は愛」No.350

私がお世話になっているさいたま市では、6月を「いじめ撲滅月間」と位置付けて、市立学校全てで、いじめ撲滅に取り組んでいます。いじめは、人として絶対にしてはならない行為であり、許してはいけない行為です。
学校教育

活学と学力 「教育は愛」No.349

学力というと、まだ、テストの結果を第1とする風潮が根強く残っています。テストの結果だけでなく、学ぶ意欲や表現力、他者との協調性なども幅広く学力と捉えることが望ましいのですが、受験においては、まだまだ、テストの点数を第1に考えるようなシステムにも影響されているのでしょう。確かに教科の学習をして、どの程度理解しているかを確かめることは大切です。しかし、生きていく上で大切なのは、体験をもとにした活学がさらに重要なのではないでしょうか。
学校教育

毅然として 「教育は愛」No.347

子どもたちの自主性・主体性をはぐくむ、という名のもとに、何でも子どもたちに聞いて考えさせる風潮が主流になりつつあります。しかし、子どもたちに聞いて、「子どもたちが考えたことですから」「子どもたちが選んだものですから」と言って、少々的外れの教育をしている場面を見て愕然とすることがあります。
学校教育

プロにふれる 「教育は愛」No.343

キャリア教育という分野があります。子どもたちの職業観や夢を追う力をはぐくむ教育です。その一環として、プロのスポーツ選手や音楽家にお話しをしていただくことも少なくありません。小学生時代、中学生時代に、本物のプロフェッショナルにふれることは、時に、子どもたちの未来を左右することもあるのではないでしょうか。
学校教育

子どもたちからのリスペクト 「教育は愛」No.338

子どもたちは、どのような教師をリスペクトしているのでしょうか。この分野では様々な研究実践があります。しかし、どのような研究でも実際に子どもたちの声をリアルに聞くことが最適解に近いのではないでしょうか。
学校教育

授業研究 「教育は愛」No.330

授業研究は、教師が意図するねらいを子どもたちがより理解しやすいように、工夫してその成果を検証する営みです。自分で授業をするのが一番勉強になるのですが、私のように授業から離れていると観点を決めて、授業を参観しながら勉強させていただくこととなります。
学校教育

授業は生き物 「教育は愛」No.319

授業は生き物だなぁ、と最近よく思います。教師の専門性を生かして、子どもたちに知識や技能を伝達するだけでは、授業にはなりません。動画の視聴と何ら変わりありません。授業は、生き物です。そこには、教師と子どもたちの息づかいが聞こえなくてはなりません。
学校教育

10年後の子どもたち 「教育は愛」No.308

タブレットPCが導入されてから、学校教育では、次々と新しいソフトが登場しています。先日も、AIが登載されている学習支援ソフトの校内研修を行ったばかりです。令和の子どもたちは、昭和世代の私たちとは質の異なる学校教育を受けています。果たして、10年後の子どもたちはどのようなスキルを身に付けているのでしょうか。
学校教育

変らないもの 「教育は愛」No.305

社会の動きの速度が加速しています。世界情勢、AIの活用、価値観の変遷、感染症の流行など、ここ数年の変化だけでも私たちの生活や考え方に影響を及ぼすことが多々あります。今後、変化のスピードは益々加速していくことでしょう。しかし、その変化の中でも変えてはならないものもあるはずです。人の心です。