生涯学習ー144 司馬遼太郎氏
◆私は、歴史が好きです。中でも司馬遼太郎氏の歴史物語は、大好きで近隣にある図書館の「司馬遼太郎全集」を全巻読み漁ったくらいです。司馬遼太郎氏は、自らの人生訓などを物語の主人公や登場人物に語らせることもあります。
その中の幾つかを私はノートに書き記し、機会ある度に読み返し、勇気をいただいています。
◎「勇気と決断と行動力さえもちあわせておれば、あとのことは天に任せればよい」
気持ちを整え、やるべきことをやる。自分にできるのはここまでです。あとは、成功するか、失敗するかは天が決めること。今、自分ができるベストを尽すこと、それが、人生ではないでしょうか。
◎「何事か成し遂げるのは、才能ではなく性格である」
実に含蓄のある言葉です。物事を成し遂げる人物は、確かに才能もあるのでしょうが、何としても成し遂げる、という不退転の気持ちを持っているように思います。その気持ちこそ、その人の性格だと思います。
◎「いったん志を抱けば、この志に向かって事が進捗するような手段のみをとり、いやしくも弱気を発してはいけない。たとえ、その目的が成就できなくても、その目的への途中で死ぬべきだ」
志こそ、人生の羅針盤であり、エネルギーではないでしょうか。世の中のためになるような、人のお役に立てるような志をもち、その実現に向かって、コツコツと努力を重ねることが人生の醍醐味でしょう。その志は、成就できないかも知れません。最初から成就するか否かをくよくよ考えても仕方のないことです。
◎「何でも思い切ってやってみることですよ。どっちに転んだって人間、野辺の石ころ同様、骨となって一生を終えるのだから」
人生、やったことを後悔するより、やらなかったことを後悔することほど悔しいことはない、と言います。志を抱いたら、思い切ってやってみること、そこに自分のベストを尽すことです。あとは天に任せればよいのですから。
この他にも、人生で悩むこと、迷っていることなどを、司馬遼太郎氏の作品では、登場人物が実に明快に語ってくれています。これらの中には、必ず、今抱えている悩みの解決にヒントとなる言葉があるものです。
