教師ー98 本気
◆あるドラマで胸に響く台詞と出合いました。
「100年先まで語り継がれる、そんなスペシャリティを生み出さなくては、新しい扉は開かない」“100年先まで”とは、いかなくてもせめて10年先、5年先まで語り継がれるようなスペシャリティを生み出そうとする気概は、プロとして持ちたいものだなぁ、と思いました。
本気になって仕事に取り組む、というのはそういうことではないでしょうか。
今までのルーティン通りで、今までの内容をなぞらえているだけであれば、進化はあり得ません。
どのような仕事でも、現況に満足することなく、研究を重ね、新しいものを生み出そうとする気概、これが仕事に魂を吹き込むことにつながるのだと思います。
学校教育の中には、学校行事があります。
小学校では、運動会、音楽会、卒業式、入学式など学校をあげて取り組む大きな行事があります。
ある年の6年生が「伝説に残る運動会にしましょう!」と呼びかけ、大成功させてくれました。
この時の“伝説に残る”というフレーズが、先ほどのドラマの台詞と重なりました。
今、卒業式を目前に控え、私は、卒業生に次のようなことを話しました。
「愛と感動の神様が本校に遣わしてくれた6年生、その6年生と6年生の担任、そして、本校の教職員にしかできない“唯一無二”の卒業式にしましょう!」
6年生の子どもたちも持てる力の全てを発揮させる、教職員も各々の役割の中で、持てる力の全てを注ぐ、その結果が「唯一無二の卒業式だった」と参加した人たちが、語り継ぐような、卒業式にしたいと心から思っています。
振り返ってみれば、私の教職生活は、常に“唯一無二”を求めて歩みを進めてきたように思います。
言い換えれば、“本気”になって教育に取り組んできました。
そして、これからも、その“気概”は絶対に失いません。
