幼稚園ー13 習慣づくり
◆幼稚園に勤務してから、改めて習慣づくりの大切さをしみじみと感じています。最初は多少苦を伴っても、一度習慣になってしまえば、苦もなく取り組めるようになるのです。今、大人も子どもも習慣になる前に挫折してしまっているケースが多く見られるのではないでしょうか。
私がお世話になっている幼稚園では、バスはありません。登園は保護者と一緒です。
子どもたちの中には、母親と別れるのが辛くて、正門で泣いてしまうこともあります。
しかし、何度か繰り返しているうちに、笑顔で正門をくぐれるようになるのです。
そして、これが習慣になってしまうと、正門で泣いていたことが嘘のように思えてしまうものです。
荷物の整理や着替えだって、習慣になるまでは大変かも知れませんが、一度習慣になってしまえば、当たり前のようにできるようになるのです。
これが、ひとつの成長、教育だと思います。
社会で自立するために大切な行動や心がけなどをひとつずつ、根気強く習慣に昇華させること、それが、教育なのではないでしょうか。
これは、大人でも同じです。
今、朝の清掃活動を全教職員で行っています。最初は、戸惑いましたが、習慣になると空気を吸うように、ごく当たり前に行うことができるのです。
職場には、幾つも覚えなければならない作業や手順があるものです。
時に、高度なスキルを要し、難しい交渉をしなくてはならないこともあります。
そこで、困難に白旗を上げるのではなく、困難を克服することを習慣にできるよう昇華できるか否かが、その道のプロフェッショナルになれるかどうかの別れ道だと思うのです。
習慣づくり、それは教育であり、大人が自分自身を高める間違いのない方法だと思います。
