教師ー131 令和の閉塞感を打ち破る「直球の愛」GTO
最近、28年ぶりに復活して話題となっているドラマ『GTO』をご覧になりましたか。 50代になった鬼塚英吉が、SNSや効率主義、どこか冷めた空気が漂う「令和の学校」に再び真正面から切り込んでいく姿に、私も胸を熱くしています。
■ 令和の息苦しさ
今の時代、子どもたちも大人も、どこか息苦しさを抱えています。
- SNSによる「見えない監視の目」
- 失敗が許されないような空気
- コンプライアンスやハラスメントへの過度な配慮 → 大人が子どもに深く踏み込めない「ディスタンスの教育」
傷つかないし、傷つけない。 でも、どこか冷めていて、本質的なところで孤独。
■ 鬼塚英吉が示す“直球の愛”
そんな閉塞感の中に、鬼塚は泥臭く、体と魂を張って飛び込んでいきます。
彼が示すのは、綺麗事の指導法ではありません。 目の前の一人のために、コスパや損得を度外視して動く「直球の愛」です。
私が好きなGTOの名言のひとつです。
周囲の目に縮こまりそうな時や、未来への不安で動けなくなる時こそ、 自分らしく笑って生きる覚悟を持て。
■ 校長としての「覚悟」
この言葉に触れた時、私は校長として現場に立っていた頃の自分を思い出しました。
私は自分に、ある誓いを立てていました。
「全責任は校長の我にあり。何かあれば、いつでも辞表を書く。」
保身に走る大人の姿を、子どもたちは驚くほど敏感に見抜きます。 だからこそ、進退を賭けて現場に立つ――その「覚悟」が必要だと信じていました。そして、自分が笑いながら校長としての職責を果たすための覚悟だと考えていました。
大人側に「あなたたちを命がけで守る」という本気の愛があるからこそ、 子どもたちは初めて、自分の足で立ち上がる勇気を持てるのだと思います。
■ 教育の本質とは
education(教育)の語源は、内なる力を「引き出す」こと。
子どもたちの心に 「自分らしく笑って生きる覚悟」 という灯をともすこと。
それこそが令和の閉塞感を打ち破る教育の姿ではないかと、改めて思います。
■ Grandeな未来へ
大人が縮こまっていては、子どもの未来は広がりません。
まずは私たち大人が、失敗を恐れず、 「直球の愛」を持って子どもたちに、そして自分自身の人生に向き合っていきたいものです。
子どもたちの未来を、もっと大きく、もっとGrandeに。 そのためにはまず、私たち自身が一歩を踏み出す勇気から。
GTOから、毎週、情熱と勇気をチャージさせていただいています。
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