メッセージ 「教育は愛」No.694

管理職

管理職ー61 メッセージ

◆昨日、3月までの校長仲間の一人から電話をいただきました。内容は、校長会の広報誌に退職した校長からのメッセージを掲載するので、原稿を寄稿してほしいというものでした。

 私は、教育委員会の学校教育部長の時に定年退職を迎えました。その後は、毎年、選考を受けて1年間契約の再任用校長をたまたま3年間継続させていただいたのです。

 ですから、退職ではなく、任期満了なのです。このことを伝え、メッセージはご辞退したいとお話しさせていただいたのですが、「千葉先生のメッセージを楽しみにされている校長先生も多いと思いますので」と丁重なご依頼に心動かされ、原稿執筆を了承いたしました。

 原稿は、その日のうちに仕上げ、担当の校長先生に送信させていただきました。

 その一部をご紹介させていただきます。

 「41年間の教育公務員生活に幕を下ろした今、悔いも未練もございません。楽しさや感動、悩みや苦渋など『見るべきほどのことは見つ』といった心境です。」

 「そして、『あの人がいてくれてよかった、と思ってもらえるような人間になること、そういった仕事をすること』を目指します。」

 前段は、壇ノ浦の合戦で、平家の大将、平知盛の言葉を引用しました。

 知盛は、死力を尽して戦い、いよいよ平氏の最後を悟った時「見るべきほどのことは見つ。今は何を期すべき」と言葉を遺し、鎧を2枚来て、碇を体に巻き付けて海へ身を投じたといいます。

 平清盛の子と生まれ、栄華も敗走も、そして、敗北の悔しさ、武士の誇りも・・・

 「見るべきものは全て見た、これ以上何を望もうか」

 私の場合は、海へ身を投じる訳ではありません。全く新しい、民間、幼稚園という海へ漕ぎ出すのです。

 しかし、今までお世話になった公務員、学校という世界では、見るべきものは全て見たと思っています。

 あとは、新しい世界で、後段に書いたように人から信頼されるような人間、そういった仕事ができるよう精進していこうと考えています。

 そんな思いを原稿に載せ、お世話になった校長先生方へ感謝の言葉とエールを記させていただきました。

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