表現力は意欲から 「教育は愛」No.683

幼稚園

幼稚園ー12 表現力は意欲から

◆子どもたちの表現力には、今までも何度となく驚かされることがありました。小学生なのにまるで高校生のようなスピーチ、このような表現力の根底にあるものは、その子どもが持っている意欲が源になっているような気がします。

 幼稚園の子どもたちと挨拶を交わしたり、お話しをしたりしていると、話し言葉による表現力というものの本質が理解できます。

 このことは、小学校で1年生とお話しをしていて感じたことと共通します。

 それは、伝えたくて仕方がないという欲求、意欲にあふれているということです。

 複数人とお話しをしていると、自分の伝えたいことを一斉にお話ししてくれます。なかには、上手く言葉に表現できずに、単語だけを並べる子どももいます。

 そして、自分の伝えたいことを話し終えると、サッと居なくなってしまうのです。

 私は、子どもたちのお話しを聞き、それに対して、返答をしようとするのですが、もう姿は見えません。

 この辺りは、小学生で学年が上がるに従って、伝えた後のフィードバックを期待するように成長していくものです。

 中学年くらいになると、かなり高度なコミュニケーションを交わし、思考力を駆使した表現力にまで高まります。

 幼稚園生は、ある意味、一方通行です。それでも、言葉に表すということは、その裏に意欲があふれている、ということです。意欲は、やがて好奇心となり、知と感性をはぐくみます。

 ですから、片言でもよいのです。相手に伝えたい!その気持ちを大切にしてあげることが表現力を高める上で必要なことだと思います。

 決して、会話を求めなくてよいのです。今、伝えたい意欲を持っている、表現力を成長させようとしている段階なんだなぁ、と意識しながら、接しいくことが肝要だと思います。

 今日は「こどもの日」、子どもたちの健やかな成長を心から願っております。

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