有難う、長嶋茂雄監督 「教育は愛」No.346

人生の師

人生の師-8 有難う、長嶋茂雄監督

◆昨夜も長嶋さんの今までの番組を視聴し、そのお元気でハツラツとされたお姿を胸に焼き付けて職場へ向かいました。しかし、長嶋茂雄さんが、ご逝去されたことをまだ、自分の中で整理できていません。今日も私のことをご心配されて、ご丁寧なお電話をくださった方もいらっしゃいました。有難いことです。

 長嶋茂雄さんがご逝去されたショックは決して癒えることはありません。

 しかし、長嶋茂雄さんから教えていただいたことを何度も心の中で繰り返し、その生き方から学び続けたいと思います。

 長嶋茂雄さんは、ファンをとても大切にしてくださいました。そのお姿から、人としてのぬくもり、あたたかいお心遣いを沢山学ばせていただきました。今回はその中から3つ、記させていただきたいと思います。

 ひとつ目は、ファンへの思いやりとお心遣いです。

 長嶋さんは、ファンレターにお返事を書かれたことは有名です。私もお返事をいただいたことがあります。感謝の気持ちで一杯になりました。そして、お返事をいただいてから、日本で一番お忙しい長嶋さんが、一ファンにお返事を書いてくださるのだ。どうして、自分が書かずにいられようか!そう思い、子どもたちや保護者の方からお手紙やメッセージをいただいた時には、必ずお返事を書かせていただくよう心がけています。これは、長嶋さんから教えていただいたことです。

 二つ目は、できるかぎり、いろいろな人たちに明るく声をかけることです。長嶋さんは、ご自宅近くをお散歩されていた時でも、笑顔で気さくに地域の方へお声をかけていらっしゃいました。また、監督時代、練習を見学に来られたファンの方へもあたたかいお声をかけていらっしゃいました。声をかけられた人たちみんなに笑顔の花が咲きます。

私も子どもたち、保護者、地域の皆様には、時間が許す限り、笑顔で、気さくに声をかけさせていただくよう努めています。これも長嶋さんから教えていただいたことです。

三つ目は、チームのトップとして、ファンを大切にしたサービス精神です。ブルペンの様子を放映したのも長嶋さんの発案だと聞いています。そして、ファンの方との記念写真やサインにも積極的に応えてくださっていました。私も、子どもたちの立場になって、丁寧に接したり、学校行事等でカメラを持って我が子を撮影されている保護者の方には、お子さんと一緒の記念写真のシャッターを切らせていただいたりして思い出つくりのお手伝いをさせていただくようにしています。これも長嶋さんから教えていただいたことです。

 このように、長嶋茂雄さんの生き様、人生から学ばせていただいた人間としての優しさ、思いやりが、今の自分の基盤となっています。

 長嶋茂雄監督、心より感謝申し上げます。有難うございます。

                           合掌

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