幼稚園ー4 人間関係
◆お世話になっている幼稚園は、保護者の方が園まで送って来てくださいます。バス登園はしていません。朝、園児たちを正門でお迎えして感じることがあります。
それは、保護者の皆様が顔見知りであり、豊かなコミュニケーションを交わしていらっしゃるということです。
校長時代、保護者間のコミュニケーションを豊かにすることをひとつの学校経営の柱に据えていました。
学校に寄せられる子ども間のトラブルの多くは、保護者同士に肯定的な人間関係が構築されていれば、回避できるものばかりです。
「お互い様ですから」の一言で、済むのです。
しかし、保護者の皆様も日々、多忙な生活をされていますので、お茶のみ話や井戸端会議が失われているのが実情です。
以前お話しした「3間」が保護者の皆様にも喪失しているのです。
(※「3間」とは、空間、時間、仲間のこと)
ですから、学校でも意図的にコミュニケーションを図り、肯定的な人間関係を構築するためにいろいろと工夫したものです。
ところが幼稚園では、ほとんどの保護者の方が顔見知りになっていて、保護者間の挨拶、園児たちへの挨拶も実に豊かなのです。
コミュニケーションを効率的に図るためには、日々の生活のルーティンの中で、互いに言葉を交わす場を創出することが肝要でしょう。
登園、降園の保護者の皆様の様子を見て「教育(子育て)には、大人同士の肯定的な人間関係が欠かせない」ということを深く感じました。
素敵な風景です。
