令和の表現力──笑顔が語る時代  「教育は愛」No.778

生涯学習

生涯学習ー162 令和の表現力ー笑顔が語る時代

地域の夏祭りで感じた“時代の変化”

地域の夏祭りで、地元のダンススクールの子どもたちが特設ステージで発表してくれました。 保護者やご家族のほか、多くの観衆が大きな拍手と声援を送り、会場は温かな空気に包まれていました。

その姿を見ながら、私は昭和の時代との明らかな違いを感じました。 これは、学校の運動会の表現種目(ダンス)を見ても同じことが言えます。

昭和・平成・令和の「身体表現」

昭和の頃、ダンスといえばフォークダンスが主流でした。 クラシックバレエを習う子どももいましたが、ごく少数でした。

平成になると、小学校の体育授業でもリズムダンスが取り入れられ、私も授業で指導したことがあります。 曲に合わせて体を動かすことは、子どもたちにとって「快」を感じる活動です。 しかし、指導する教師側がその変化に追いつけていませんでした。

女性教師の中には、表現運動を研究するサークルに所属し、見事な指導をされる方もいました。 一方、私のようにフォークダンス程度の経験しかない教師にとって、リズムダンスはなかなか馴染みにくいものでした。

令和の子どもたちが持つ「キレ」と「表情管理」

さて、夏祭りでも運動会でも、ヒップホップなどのダンスを習っている子どもたちの動きは、習っていない子どもたちと比べて明らかに異なります。 一言で言えば「キレ」があるのです。 曲のリズムに合わせて体を動かすことが自然で、しかも表情が豊かです。

特に注目すべきは「表情管理」です。 観衆に向かって、笑顔や視線を自在に操りながら表現する姿。 これは昭和の子どもたちには見られなかったものです。 平成の頃でも、表情まで意識して踊れる子どもはごく少数でした。

しかし令和の今、身体表現の進化とともに、表情管理は当たり前のように行われています。 まるで舞台俳優がスポットライトを浴びながら、豊かな表情で観客を魅了するようです。

教師こそ「表情管理」を学ぶ時代へ

自分の動きをアピールし、表情を含めた身体表現力—— それは令和の時代に入り、格段に進化しています。

ただし、学校でそれを指導する教師の表情は、まだ固いままです。 ダンススクールの先生方は、子どもたちに負けないほどの表情管理をされています。

身体表現は、まさに「生きる力」に直結する表現力です。 教師もまた、多くの人の視線を集める存在です。 ダンスに限らず、表情管理能力を意識し、磨いていくことが必要だと思います。

◆おわりに

せめて、集合写真では— ニッコリと笑って写りたいものです。

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