学校教育ー142 悔い無し
◆離任式と歓送迎会に出席しました。愛する子どもたちとの再会は、自分の想像以上に感動で胸が震えるものでした。この離任式に出席して、41年間の教育公務員生活に一片の悔いもありません。
会場となった体育館へ入場すると、子どもたちの歓迎の大きな拍手に圧倒されました。
そこには、私が3年間、ありったけの愛情を注いだ子どもたちの顔、顔、顔・・・。
校長先生から紹介され、立ち上がり礼をします。この時も拍手と歓声が上がります。
お別れの言葉は、子どもたちとの想い出、今の仕事、保護者の皆様へのお礼といった3部構成としました。
私は、今までもこのようなお別れの席で「さようなら」という言葉は使ったことはありません。
そう、「Never Say Good BY」をモットーとしています。
「さようなら」と言ってしまうと、もう二度と会えない気がしてしまうのです。
ですから今回も「お別れです。今まで本当に有難うございました」という言葉で結びました。
式の最後は校歌です。校歌を子どもたちと一緒に歌いながら、涙が溢れ、愛する子どもたちの姿がぼやけてしまいました。
退場時には、校長先生にお願いして、入場と異なるコースで退場させていただきました。ハイタッチを求めて、手を伸ばしてくれる子どもたちのリクエストにできるだけ応えながら体育館を退場しました。
すると、数人の保護者の方が、花束やお手紙を持って出待ちをしてくださっていました。
このようなあたたかいご対応も初めてでした。感動がさらに高まります。
退場して数分後に、子どもたちとのお別れの会場へ移動します。
私は、体育館が会場でした。なぜ、教室でなかったのか? 体育館に入って数分後にすぐに分かりました。ものすごい数の子どもたちが、私を取り囲んでくれたのです。
握手を求めてくれる子ども、お手紙やプレゼントを渡してくれる子ども、握手をして手を離してくれない子どももいました。
私は、来てくれた子どもたち一人ひとりと握手をさせていただきました。
子どもたちとのお別れを済ませた後、今度は、地域の皆様が正門で私を待っていてくださったのです。花束やプレゼントをいただき、しばらく会話を楽しみました。
そして、記念写真を撮影して、後ろ髪を引かれる思いでお別れました。
気が付くと持ちきれない程のお手紙やプレゼント、花束が目の前にあります。
感動しながら、妻に電話をして、車で持ち帰ってもらいました。
このようにあたたかく、愛を感じた離任式は、初めてです。
深い感謝の気持ちとともに、リード文に書かせていただいた通り、教育公務員生活に一片の悔いもありません。これ以上の学校、離任式は考えられませんから。

