教え子ー5 教え子の将来の姿を思い描くということ
■ なぜ今日、このテーマなのか
幼稚園での初任者研修を終え、かつての教え子と向き合った瞬間・・・ 「教師という仕事の尊さ」を改めて感じたからです。 その余韻が、今日のテーマを自然に導いてくれました。
■ 教え子は、時を経て社会で輝く
かつての教え子は、時を重ね、社会人として活躍しています。 教師は目の前の子どもたちを教育しながら、時折、 「この子は将来、どんな姿で社会に立っているだろう」 と想像してみることが必要だと感じています。
■ 卒業生と同じ職場で働くという喜び
今、勤務している幼稚園には、私が校長として勤めていた小学校の卒業生が3人います。 教え子と同じ職場で、子どもたちのために働けることに、私は大きな喜びを感じています。
小学校勤務が長かった私は、どうしても教え子のイメージが「小学生のまま」記憶されています。
しかし、彼らは卒業後、年齢を重ね、立派な社会人として活躍しているのです。
着任した際、3人が卒業生であると知った瞬間、 「教師になって本当に良かった」 と心の底から思いました。
■ 教職生活という旅路で見てきた景色
41年間の教職生活には、さまざまな景色がありました。 嬉しい景色、楽しい景色、そして時には辛く厳しい景色もありました。 それらをすべて抱えながら、私は教職という旅を続けてきました。
そして・・・ 教え子と共に働く日が来るとは、夢にも思いませんでした。
昨日は初任者研修の一環として、2人の卒業生へ講話し、ディスカッションを行いました。2人の 熱心に学ぶ姿を見ながら、かつて校長講話をした日、卒業証書を授与した日のことが、夢のように思えてなりませんでした。
■ 子どもの姿を「小学校で完結」させないために
小学校に勤務していると、どうしても子どものイメージが「小学生」で止まってしまいます。 これは無理もないことです。
しかし、教師は時折、 「この子が社会人になったら、どんな職業に就き、どんな形で社会に貢献しているだろう」 と想像しながら教育することが大切だと私は思います。
今は、たまたま教師と子どもという関係で同じ教室にいるだけ。
しかし、将来その子どもたちは、自分より遥かに優れた人格者となり、社会の重要な場で活躍しているかもしれないのです。
だからこそ・・・ 子どもたちには、ある種の敬意をもって接するべきだ。
そう語られた言葉を、昨日の研修でふと思い出しました。
☆読者への問いかけ
あなたは、目の前にいる子どもたちの将来の姿をイメージできますか。 そして、敬意をもって接していますか。
