家庭教育ー30 習い事
◆今、子どもたちは多様な習い事に取り組んでいます。学校終え、帰宅してから習い事へ出かけます。多い子どもは週に5つもの習い事をしていると聞き、驚いたことがあります。
習い事の種類は、年々多様化しています。
ピアノ、バイオリン、絵画、工作、プログラミング、スイミング、体操、バドミントン、バレーボール、クラシックバレエ、ヒップホップダンス、野球、サッカー、そして塾があります。
塾には進学塾、日々の復習を中心に行う塾など、目的によって内容も異なります。
習い事の他にも、通信教育を熱心に頑張っている子どももいます。
さて、子どもたちには、無限の可能性があります。
その可能性を見出すために、いろいろな経験をさせることは、とても有意義なことだと思います。
ただし、定期的に習い事を行うためには、子ども本人の意志が重要だと考えます。
子どもたちも学校で授業を受け、友だちと生活するだけで、神経も体力もかなり消耗しています。
時には、帰宅後、宿題をしてから、ゆっくりと好きなテレビを観たり、本を読んだりすることも大切な時間だと思います。今はゲームも大きな楽しみになっています。
また、帰宅後、友だちと一緒に遊ぶ時間だって大切な経験の場となるはずです。
全ては子どものためだから・・・と言って、ありとあらゆる習い事を詰め込むのには、無理があると思います。
私は、学校教育で扱っている教科の勉強や運動、行事やその他の教育活動は子どもの健全な発育、発達には欠かせないことだと考えます。
そして、それ以外に夢中になれること、大好きなことを探してほしいと願っています。
最初は、あれも、これも、と手を出すのもいいでしょう。
しかし、「これが好き!」というものを見つけたら、一事に集中、熱中してもらいたいと思うのです。
なかには、夢中になれることが勉強だ、という子どももいるでしょう。
また、大谷翔平選手のように「どのような高いレベルに行っても、趣味としての野球、という考え方は大切にしたいと思います」コメントされているように、
「夢中になれること」=「仕事」=「生きがい」となっている人もいます。
私は、子どもたちに“一生夢中になれる世界”を見出してほしいと願っています。
その世界が大谷翔平選手のように「仕事」にはならないかも知れません。
しかし、仕事がオフの時に、自分の心に潤いを与えてくれるような世界があれば、人生を豊かに歩めるのではないでしょうか。
ですから、そのような観点を意識して、子どもが自主的に取り組みたくなるような“習い事”を選択させられると素敵なだなぁ、と考えています。

