オンリーワン 「教育は愛」No.597

職場

職場ー72 オンリーワン

◆最近、公立高校の人気が下がっているそうです。倍率が1を下回る高校が激増しているとか・・・。今までのように当たり前のことをしているだけでは、公立高校の人気を復活させることは難しいのではないでしょうか。

 以前は、進学校という看板だけで、受験生は集まったものです。そして、大学進学率や合格大学の名前を見ては、高校のランクを決めつけていました。

 しかし、今では、私立高校を中心に、積極的に自校の特色をアッピールしています。

 大学進学率や合格大学の名前は、私立高校では、さほど差は無くなっているのです。

 むしろ、その高校でしか体験できないこと、その高校の設備や雰囲気、部活動の活躍などが、受験の決め手になっているようです。

 私立高校は、生き残りをかけて自校の特色を磨き続けてきました。学校の設備や環境だけでなく、優秀な教員もスカウトしています。

 価値観が多様化しています。子どもたちの考え方も子どもたちの人数分あるのです。

 公立高校もオンリーワンの何かを本気で磨いていくことが必要な時代になっているのではないでしょうか。

 そして、これは公立高校だけでなく、公立学校全体の問題だと思います。

 今は、公立小学校、中学校では、学区が設定されているので、子どもたちは、自動的に入学してきます。

 しかし、このシステムは永遠に続く保障はありません。世の中は絶えず動き、変化し続けているのですから。

 だからこそ、公立小学校でも自校の特色を磨く必要があると考えます。

 公立小学校ですから、私立学校のようにお金をかけて特別な設備を導入することは困難です。その学校でしか体験できないことは、教育内容や教育方針によって工夫するしかありません。

 カリキュラムをマネジメントすること、教員の意識を向上させること、自校への愛校心を深めること、保護者や地域の皆様と高いレベルで協働することなど、考え、できることは精一杯努力していく必要があるのではないか、と考えている今日この頃です。

 自校にしかないもの、オンリーワンを目指して。

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