☆私は、教師という職業を通して、数えきれないほど多くのことを学び、人として成長させていただきました。 すでに人生の第4コーナーを疾駆している今、あらためてこの道の奥深さを噛みしめています。
ここで、私の40有余年に及ぶ教職経験(“今”の幼稚園での実践を含む)から、日々奮闘されている先生方へ届けたい 「55のメッセージ」 を選びました。
今後、カテゴリーに「55のメッセージ」を新しく設け、日々の記事と織り交ぜながら、継続的に掲載していきたいと考えています。
◆ 3つの柱
「55のメッセージ」は、次の3つの柱で構成しています。
- 教育編
- 職場編
- 人生編
ここに記したメッセージは、私自身が悩み、もがき、試行錯誤した末にようやく見出した「ヒント」を言葉にしたものです。
日々奮闘され、時に悩みを抱えていらっしゃる先生方への、ささやかなエールになれば幸いです。
また、教育一筋で生きてきた人間の“独り言”として、教育関係者に限らず、保護者の皆様や一般の方々にもお読みいただければ嬉しく思います。
🌟 メッセージ1
「教師は専門職、日々の仕事を通して技術を向上させていく職業」 (教育編)
若い先生方が、学級経営や授業づくりに悩まれている姿を、私はこれまで数多く見てきました。
「自分の授業は、隣のベテランの先生のようなレベルに達していない。 子どもたちに申し訳ない……」
私自身もキャリアの浅い頃、ベテランの先生の巧みな言葉遣いや、あたたかく包み込むような学級経営ができないと、悩んだ時期がありました。しかし、今思えば、至極当然のことで、悩む必要などサラサラなかったのです。
◆ 教師は“見られる職業”
教師という職業は、常に見られています。 子どもたちから、保護者から、そして同僚から。
だからこそ、 「よく思われたい」「恥ずかしくない教育をしたい」 と願うのは当然のこと。 これは教師特有の切実な欲であり、悩みとも言えるでしょう。
◆ 教師は「職人」である
教師は、教員免許状というライセンスを持ち、専門的な技能を必要とする“職人”です。 そこには クラフトマンシップ が求められます。
この技能は、大学で学んだ知識や、わずかな教育実習だけで身につくものではありません。
そして、キャリアの浅い教師にいきなり高度な職人芸など求められるものではないのです。 まずは、そのことをしっかりと認識することが大切です。
隣のベテランの先生も、最初からできたわけではありません。 努力し、研究し、数多くの子どもたちや保護者と向き合い続けてきた結果として、今の「職人芸」があるのです。
◆ 技術に“終わり”はない
そして、専門職に技術の終わりはありません。 この職に就いている限り、技術は磨き続け、深化させていくのです。
そう考えられるようになった時、私はベテランの先生方を見ても心が動じなくなりました。 そして、次のように考えを改めました。
「自分の技術を他の先生と比べるのは、もうやめよう。 私はまだ未熟で、技術を磨いている最中なのだ。 だからこそ、目の前の子どもたちを大切にし、今日の教育活動に夢中になろう。」
そうすれば、やがて自分の教育力も、幾ばくかの光を放つようになるだろう、と。
もっと、今を楽しみ、今を大切にしよう、と!
そう考えた途端に肩の荷が下り、気持ちが楽になったのです。
◆ 42年目の今も
ただし、教育者として42年目を迎える今も 私は日々、幼稚園で子どもたちと向き合いながら、今日の教育活動に夢中になっています。専門職が技術を磨くのにゴールなどないのです。
そして、思います。
「教育という果てない業(わざ)は、人生そのものだ!」
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55のメッセージー2 上手くいかなかったところにフォーカスする(教育編) | 教育は愛

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