教師ー107 1トピック1ワード
◆人に話をする際に、ついつい、あれも伝えたい、このことも伝えたい、と内容が過重積載になってしまうことが多々あります。私も話す内容をかなりスリムにしたつもりでも、自分が考えていたより時間がかかってしまうこともありました。
できるだけ、聞き手の立場になって、話す内容を精査していたつもりです。
それでも、予想よりも多くの時間を要してしまうのは、やはり過重積載なのです。
以前、何かの本で読んだのですが「聞き手の記憶の容量を過大評価しないこと」という注意が書かれていました。
細かい情報を大量に含んだ長い話しは、話しが終わった後、聞き手は、内容よりも話しの長さばかりが印象に残ると言われています。
「長い話しだった」
「どんな話しだったの?」
「忘れたけど、とにかく長かった・・・」
こんな調子です。
先日もある会合に参加したのですが、挨拶のオンパレード。その中でも長々と話しをされていた方の話しの内容は全く記憶に残りませんでした。
それよりも、「なぜ、あれだけ長い話しをしたのだろう?」と話し手の心理に関心を持ちました。
話しをする時の原則は「1トピック1ワード」です。
ひとつを明快に短い言葉で伝える。
記憶されない長々としたセンテンスよりも、インパクトのある短いワードを発した方が賢明だと思います。
特に、教師と政治家、○○長と名の付く人は、要注意です。
話したことの満足感を求めるのは、話し手。
聞き手の記憶に残るのは、せいぜいひとつのワード程度ではないでしょうか。

