幼稚園ー23 現場主義
◆今日は、幼稚園教育の分野で著名な大学教授の講演を拝聴しました。教授は大学附属幼稚園の園長も務められ、大学院課程修了後は幼稚園教諭、教育委員会勤務、附属幼稚園園長、そして大学教授へと歩まれてきた方です。
講演は冒頭から、五百名を超える聴衆の心を一気につかむ巧みな話術で始まりました。これまで数多くの講演を聴いてきましたが、今日の導入には本当に驚かされました。気がつくと、私はすでに教授の世界に没入していました。
教授のお話は、膨大な実践に裏打ちされた具体性と専門性に満ちており、どの内容も大変興味深いものでした。何より、常に「子ども」を真ん中に置いて語られるため、論旨がぶれず、言葉に強い説得力があります。
子どもの心を大切にし、自己肯定感をどう高めるかという話題では、私が髙橋健夫先生からご指導いただいた体育授業での子どもへの関わり方と重なる部分が多々ありました。
お話を伺いながら、私が経験してきた特別支援教育、小学校教育、体育科教育の原点を、幼稚園教育というフィルターを通して改めて見つめ直すことができました。
理論だけでなく、今も園長として現場に立ちながら大学生を指導されている“実践家”の言葉だからこそ、胸に深く染み入るものがありました。
私は、実践を大切にされる“現場主義”の先生のお話が大好きです。 それは、子どもたちの姿が目に浮かび、子どもたちのつぶやきや心の声が聞こえてくるように感じられるからです。
今日の講演会では、心地よい時間の中で、たくさんの学びをいただきました。 そして改めて思いました。
私はこれからも、実践を大切にする“現場主義”を貫く教育者であり続けたい、と。
