幼稚園ー28 優しい心にふれて
親子遠足の朝
年少の子どもたちと親子遠足に出かけました。 バスに乗り、保護者の皆様と一緒に参加する遠足。 子どもたちは前日から胸を弾ませていたようです。
行き先は、広い芝生が広がる敷地内にある水族館。 バスの車中では、担任の教師が楽しいバスレクを用意してくれ、笑顔のうちに目的地へ到着しました。
水族館での学び
少し早く着いたので、クラスごとに記念写真を撮影し、開館を待ちます。 その水族館は広大な水郷公園の中にあり、飼育しているのは川魚。 外の池には巨大な鯉が泳ぎ、館内では上流・中流・下流に分けて魚たちの生態が展示されています。
保護者と一緒に魚や川の生物を見つめる子どもたちの瞳には、好奇心の火が灯っていました。
秋晴れのひととき
見学を終えると、親子での自由行動。 館内をもう一度見たり、芝生で遊んだり、秋晴れの下でほのぼのとした時間が流れます。
お昼になると、シートを敷いて親子でお弁当とおやつをいただきます。 私たち教職員も少し離れたレストハウスでお弁当を広げました。 親子の笑い声が、秋空に心地よくこだまします。
小さな優しさの贈りもの
しばらくすると、一人の男の子が私たちに気づき、嬉しそうに近寄ってきました。 手にはミニドーナツの袋。 男の子は、私たち教職員一人ひとりに「どうぞ!」と笑顔で分けてくれました。
その優しさに感動しながら「ありがとう」と声をかけていると、男の子が袋の中をのぞき込みました。 先生たちに全部配ってしまい、自分の分がなくなってしまったようです。 少し恥ずかしそうに走り去ろうとする男の子を呼び止め、私たちはチョコパイをひとつプレゼントしました。
男の子は嬉しそうにそれを空の袋にしまい、また元気に走り去っていきました。
優しさが教えてくれること
自分のことよりも、まず「先生たちに分けてあげよう」と思った男の子の純粋な心。 その優しさが、じんわりと胸に染み入りました。
“優しさ”は、年齢を問わず、人の心を深く感動させます。 子どもたちのこうした温かい心に触れるたび、私は思うのです。
教育は愛
やっぱり、「教育は愛」なのだと。
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