55のメッセージー23 プロ意識を磨けば行動が変る(職場編)
◆教育現場が好きだからこそ、守りたいプロ意識
私は、学校や幼稚園という教育現場が心から好きです。 大切な子どもたちを、いつも元気に、明るく、笑顔で迎えられるよう心がけています。 それが、私の教育者としてのプロ意識です。
プロ意識が芽生えたのは10年目の頃
この意識を強く持つようになったのは、教師になって十年ほど経った頃でした。 二十代の若い頃は、仲間と深夜までお酒を飲み、二日酔いのまま出勤することもありました。
そんな私に、ある先輩が諭してくださいました。
「お酒を飲んだ翌日は、いつもより早く出勤して、いつもより元気に子どもたちと接しなくてはならない」
その先輩は、有言実行の人でした。 前夜あれほど飲んでいたのに、翌朝は何事もなかったかのように、明るく子どもたちに接していたのです。
長嶋茂雄さんから学んだ「プロの姿勢」
人生の師である長嶋茂雄さんは、監督時代にこう語っています。
「お客さん、ファンのためを思えば、1ゲームだって捨てゲームは作らない。 常に勝ちを目指して全力を傾ける。それがプロだ!」
私がプロの教師として第一に考えること。 それは、いつも元気で、明るく、笑顔で子どもたちを迎えること。
管理職になってからは、その対象が子どもたちに加え、教職員、保護者、地域の皆様へと広がりました。
プロとして教育現場で活躍するための自己管理
そのため、懇親会での酒量もコントロールし、五十歳を過ぎてからは平日の懇親会への参加を控えるようにしました。 私にとって最も大切な世界は、子どもたちや教職員が待つ教育現場だからです。
プロ意識を強く持つようになってからは、誰よりも早く出勤し、教育活動に向けて心身の調整(ウォーミングアップ)をすることを習慣にしました。 その習慣は、幼稚園の園長となった今も続いています。
ウィリアム・ジェームズの教え
米国の哲学者ウィリアム・ジェームズの言葉として知られる教訓があります。 元メジャーリーガー松井秀喜さんの母校にも掲げられていたのを、ニュース映像で見た記憶があります。
心が変れば 行動が変る 行動が変れば 習慣が変る 習慣が変れば 人格が変る 人格が変れば 運命が変る
改めて読むと、確かにその通りだと深く頷けます。
ジェームズは、次のような教訓も記しています。
「どんなに金言、名言をたくさん知っていても、どんなに良い気質を備えていても、 機会が来るたびに具体的に行動に出なければ、人格は少しも向上しない」
プロ意識は「行動」してこそ運命を変える
プロ意識を持つだけでは、運命は変わらない。 やはり、具体的な行動に移してこそ、人生は変わっていくのでしょう。
肝に銘じたいと思います。
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