55のメッセージー16 普通の努力なら「並」、人に倍する努力をしていれば「上」または「特上」になる(職場編)
今回のテーマを選んだ理由
昨今の「働き方改革」の流れの中で、 “合理的に働くこと” と “成果” の関係を取り違えている人が増えているのではないか と感じる場面があります。
どのような職業であっても、成果を生み出すためには、 相応の努力や工夫が欠かせません。
しかし、自らの努力を振り返ることなく、
- 「成果が出ないのは職場のせいだ」
- 「システムが悪いからだ」
- 「上司が評価してくれないからだ」
と、周囲への不満ばかりを口にする人を見かけることがあります。 その姿を見るたび、私はとても残念な気持ちになります。
「練習は嘘をつかない」という言葉
あるトップアスリートは、 「練習は嘘をつかない」 と語りました。
栄冠を掴むためには、人並みの努力では足りません。 積み重ねてきた圧倒的な練習量と、耐え抜いた日々への揺るぎない自信が、 この言葉には込められているのでしょう。
教育の世界も同じ原理で動いている
教育は「成果が見えにくい世界」と言われますが、 日本では進路実績や合格実績が、数少ない客観的な成果指標です。
私が英国で研修を受けた際、現地の小中学校では学力テストの結果が公表され、 保護者の学校選択の重要な材料になっていました。
さらに、研修先の地区では校長に 人事権・経営権・資金運用 が委ねられ、独自の教員採用と学校経営が行われていました。
当然ながら、そこでも
- 普通の努力をしている学校
- 倍の努力をしている学校
の間には、明確な格差が生まれていました。
努力した分だけ成果を得られるという原理
努力した分だけ成果を得られる。 この当たり前の原理原則を、働き方改革の意義を理解したうえで、 今一度しっかり胸に刻む必要があるのではないでしょうか。
それでも「努力が報われないことがある」という現実
同時に、忘れてはならない現実があります。
それは、努力しても報われないことがあるということです。
どれほど精一杯練習しても、金メダルが保証されるわけではありません。 自分を上回る努力をした人がいれば軍配はそちらに上がりますし、 持って生まれた才能や、その時のめぐり合わせも複雑に絡み合います。
ですから、努力して成果が出なかったからといって、 過度に落ち込む必要はありません。
あるプロゴルファーの言葉
私の記憶に残っている言葉があります。
「練習したからといって、優勝できるとは限らない。 それでも練習を続けることでしか、道が拓ける可能性は高まらない。」
この言葉は、努力の本質を見事に言い表しています。
努力の基準は、自分が決める
仕事は、自己実現の舞台です。 できれば「上」や「特上」を目指し、社会に貢献したいものです。
そのために、努力は必須です。 そして、その努力の基準をどこに置くかは、
あなたが目指すゴールの高さに合わせて、 あなた自身が決めることなのです。
今日のメッセージ
普通の努力をしていれば「並」。 人に倍する努力をしていれば「上」または「特上」。
この言葉を、働き方を考えるうえでの指針として大切にしています。
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