55のメッセージー22 反面教師から学び、自分の中に「OB杭」を打とう!(職場編)
◆同僚の言動に疑問を感じる瞬間
学校現場で仕事をしていると、「さすがにそれはどうなのだろう……」と、同僚の言動に疑問を抱く瞬間は誰しも経験するものです。
その言動が子どもたちや他の教職員に実害を及ぼす場合は、当然、管理職が適切に指導しなければなりません。しかし、同僚、ましてや先輩の“?”な行動に対して、いち教員が直接注意するのは、どうしても気が引けてしまうのが現実でしょう。
◆「自己流スタイル」が積み重なる現場のリアル
教師といっても、考え方や価値観は実に多様です。しかも公立学校には、民間企業のような厳しい売上ノルマがあるわけではありません。そのため、良くも悪くも「自己流の仕事スタイル」がそのまま通用し、年数だけが重なってしまうケースも少なくないのです。
その自己流が、子どもたちや周囲にとって望ましいものであれば、素晴らしいロールモデルになります。しかし、逆であった場合は、周囲のストレスの種となってしまいます。
◆直接注意が難しいときは「管理職への相談」が正当な行動
もし、本人に直接忠告することが難しいと感じたら、迷わず「管理職への報告・相談」をしてください。
同僚同士で率直に指摘し合える風通しの良い職場は理想ですが、現実にはなかなか難しいものです。だからこそ、あなたが一人で抱え込む必要はありません。管理職への相談は、決して告げ口ではなく、職場を守るための正当な行動なのです。
◆心の中に「OB杭」を打つという発想
問題のある言動を目にしたとき、ただ不満を抱くだけで終わらせず、「この言動の何が問題なのか」「自分だったらどう対応するか」を客観的に整理してみるのです。
ゴルフでは、プレーを安全かつ円滑に進めるために「OB(アウト・オブ・バウンズ)ゾーン」が設定され、白色のOB杭が打たれています。同じように、教師として仕事を円滑に進めるために、「ここから先は絶対に踏み込んではならない」という心のOB杭を、自分の中に打ち込んでおくのです。
困った先輩の姿は、裏を返せば、自分が進むべき「正しいコース」を教えてくれる貴重な境界線になります。
◆反面教師が近くにいるときの2つの対応策
- 管理職へ報告・相談し、組織として対応してもらうこと
- 自分の中で、仕事を円滑に進めるための心のOB杭を打つこと
すでにOBゾーンに深く入り込んでしまっている人と真っ向から議論し、説得しようとしても、あなたの貴重な心と体のエネルギーを消耗するだけです。
「あの人は、私の心のOB杭を確固たるものにしてくれた存在だ」と、すっきり割り切ってしまいましょう。
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55のメッセージー23 プロ意識を磨けば行動が変る(職場編) | 教育は愛


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