職場ー93 教育研究所の仲間たちへ ~時を超えて、今も私を支えてくれる大切な仲間~
◆一緒に仕事に打ち込んだ「仲間」は、人生のかけがえのない宝物です。
かつて同じ職場で語り合い、支え合い、共に汗を流した仲間たち。
職場を離れ、年月が過ぎた今もなお、その仲間たちに支えられ、勇気をいただいています。
私は、教育委員会事務局の教育研究所という部署で、3年間、所長を務めさせていただきました。
教育委員会事務局の本庁は市役所内にありましたが、教育研究所は少し離れた場所に、独立した施設を構えていました。
それは、教育研究所が担う役割によるものでした。
教育研究所には、主に3つの大きな役割がありました。
一つ目は、市内の教職員の資質・能力の向上を図る研修機能。
二つ目は、ICT教育の環境整備と推進機能。
そして三つ目は、国や市の学力調査の分析・研究と、学力向上に向けた施策の推進機能です。
教職員向けの様々な研修会が開催され、日によっては何百人もの先生方が研究所を訪れ、熱心に学んでいました。
こうした役割を果たすため、市内の学校から優れた教員が選ばれ、チームを編成していました。
さらに、施設の維持管理や研究所の運営を支える、事務経験豊かな行政職員も加わっていました。
私は、この素晴らしい仲間たちと共に、市全体の教育をより良いものにするため、日々奮闘していました。
振り返れば、実に充実した3年間でした。
何よりも恵まれていたのは、仲間たちの存在です。
一人ひとりが高い専門性と責任感を持ち、仕事に真摯に向き合っていました。
そして、仕事ができるだけでなく、人間的にも実に魅力あふれる人たちでした。
忙しい仕事の合間を縫って、時折、懇親会を開きました。
仕事の話、学校の話、そして、たわいもない日常の話。
笑顔で語り合い、時には大笑いしたひとときは、今も忘れられない大切な思い出です。
やがて、人事異動によって、それぞれが新たな職場へと旅立っていきました。
役職が変わり、勤務する場所が変わっても、連絡を取り合い、励まし合いました。
中には、再び同じ職場や学校で勤務した仲間もいました。
近隣の学校に勤務し、小中学校の連携に共に力を注いだ仲間もいました。
職場は変わっても、共に仕事に打ち込んだ仲間との絆は、変わることがなかったのです。
そして、今。
教育公務員としての生活に幕を下ろした私に、思いがけない嬉しい出来事がありました。
最近開設したFacebookで、かつての教育研究所の仲間たちが「友だち」になってくださり、私の記事を熱心に読んでくださっているのです。
何年もの時を経て、再びつながることのできたご縁。
胸が熱くなり、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
その中に、私が毎日記事を更新すると、ほどなく「いいね!」を押してくださる仲間がいます。
彼には、教育研究所時代、私の無理なお願いを聞いていただいたことがありました。
年度の途中という難しい時期に係替えをお願いし、係長としてGIGAスクール構想の推進を支えていただいたのです。
大きな責任と重圧を伴う仕事でした。
きっと、私には見えないところで、幾度となく苦悩されたことと思います。
それでも、彼は決して弱音を口にすることなく、誠実に、そして全力で目の前の仕事に取り組んでくださいました。
私は、そんな彼の姿に、幾度となく助けられました。
今、Facebookに表示される彼の「いいね!」を見るたびに、あの頃の姿が鮮やかによみがえります。
困難な仕事に明るく立ち向かっていた姿。
そして、懇親会で見せてくれた満面の笑顔。
あの頃、私を支えてくれた仲間が、今も変わらず、私の背中を押してくれている。
そんな気持ちになり、勇気が湧いてくるのです。
我が家のリビングには、今も一枚の写真が飾られています。
教育研究所の前で、所員全員で撮影した記念写真です。
写真の中には、共に笑い、共に悩み、共に汗を流した仲間たちの笑顔があります。
その写真を見るたびに、あの充実した日々が思い出され、元気と勇気をいただいています。
一人では乗り越えられなかったことも、仲間がいたから乗り越えられた。
一人では成し遂げられなかったことも、仲間と力を合わせたからこそ、実現できた。
まさに、TEAM EFFORT。
互いを信頼し、支え合い、力を結集することの素晴らしさを教えてくれた仲間たちです。
教育研究所で出逢った、かけがえのない皆さん。
あの頃も、そして今も、本当にありがとうございます。
どうか、健康にはくれぐれもご留意いただき、それぞれの場所で、ますますご活躍されますことを心からお祈りしております。
共に歩んだ日々は、私の人生の宝物です。
そして、皆さんとの絆は、これからも私の心の中で輝き続けます。
「教育は愛」 千葉 裕

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