55のメッセージ49 迷ったら動く! ~後悔しない人生のために~ 「教育は愛」No.880

55のメッセージ

55のメッセージー49 迷ったら動く! ~後悔しない人生のために~(人生編)

◆人生という旅を続ける中で、私たちは幾度となく「迷い」に出逢います。

「レストランで何を食べようか?」

「今日は、どの洋服を着て行こうか?」

そんな日常の小さな迷いから、

「どの学校を受験しようか?」

「どの会社に就職しようか?」

といった、人生の岐路に立つ大きな選択まで。

考えてみれば、私たちの人生は、選択の連続なのかもしれません。

私が勤務している幼稚園でも、子どもたちが迷っている姿をよく目にします。

「今日は、どのおもちゃで遊ぼうかな?」

「誰と一緒にお弁当を食べようかな?」

小さな子どもたちも、自分なりに考え、迷い、そして選択しています。

そんな姿を見ていると、人は幼い頃から、数えきれないほどの選択を積み重ねながら成長していくのだと、ついつい「教育」という視点から眺めてしまいます。

◇迷ったら、両方選ぶという発想

以前、ある芸人さんが、こんなことをお話しされていました。

「買い物で、どちらを買おうか迷ったときには、両方とも買うことにしています」

還暦を過ぎた私にとっても、新鮮な発想でした。

まさに、目から鱗が落ちる思いです。

「そうか! 迷ったら、両方買ってしまえばいいのか!」

そんなことが頭に残っていた、ある日のこと。

ジャケットを購入するため、妻とデパートへ出かけました。

気に入ったジャケットが2着。

どちらも素敵で、なかなか決められません。

あれこれ悩んでいる私を見ていた妻が、一言。

「両方買っちゃえば!」

何と、あの芸人さんと同じことを言うのです。

思わず笑ってしまいました。

もちろん、何でも両方買えばよいというものではありません。お財布との相談も必要です。

しかし、「どちらか一つを選ばなければならない」という思い込みから、自分を解放してみる。

そんな柔軟な発想も、時には大切なのだと学びました。

「迷ったら、両方ともやってみる!」

これもまた、一つの解決策として、私の心に刻まれています。

◇どちらの道を選んでも

一方で、人生には、両方を選ぶことができない決断もあります。

例えば、就職先の選択です。

二つの会社から内定をいただいても、通常はどちらか一方を選ばなければなりません。

悩みに悩んで決断したとしても、後になって、

「あちらの会社に就職していたら、今頃はどうなっていただろう?」

そんな思いが頭をよぎることもあるでしょう。

しかし、それは「タラ、レバ」の世界です。

選ばなかった道の先に、どんな人生が待っていたのかは、誰にも分かりません。

それならば、自分が選んだ道の中にある幸せや、素敵な出逢いを数えてみる。

その方が、ずっと前向きな気持ちになれるのではないでしょうか。

大切なのは、どちらの道が正解だったのかを悔やみ続けることではなく、自分が選んだ道を、自分の力で素敵な道にしていくことなのだと思います。

◇動かなかった後悔を残したくない

さて、私は、迷ったら動くことにしています。

もちろん、大切なことは十分に考え、悩みます。

しかし、いつまでも迷い続けていては、時間だけが過ぎ去ってしまいます。

行動して失敗したとしても、そこから学ぶことができます。

けれども、行動しなければ、何も始まりません。

「あのとき、チャレンジしておけばよかった……」

そんな後悔だけは、できる限り残したくないのです。

特に、還暦を過ぎた今、その思いは一層強くなっています。

人生には、限りがあります。

いつまでも、今と同じように元気に動けるとは限りません。

いつの日か、体が思うように動かなくなったとき、

「あのとき、やっておけばよかった……」

と悔やむよりも、

「あのとき、思い切って挑戦してよかった!」

そう振り返ることのできる人生を歩みたいのです。

◇「教育は愛」を届けるために

さて、私のブログ「未来にGrande! 教育は愛」も、今号で880号を迎えました。

2024年8月6日、初めての記事を投稿した日のことを、今でも覚えています。

ブログの開設も、記事の発信も、私にとっては未知の世界でした。

いろいろと悩み、迷いました。

それでも、

「チャレンジしてみたい!」

そんな思いが、私の背中を押してくれました。

分からないことを一つずつ学びながら、発信を始めたのです。

現在では、X、Instagram、Facebookでも記事を発信するようになりました。

かつて一緒に勤務した仲間から、温かいエールをいただくこともあります。

そして、2026年には、noteでのマガジン掲載にも挑戦しました。

ブログを始めた頃には、想像もしていなかった世界が広がっています。

では、私が新しいことに挑戦するとき、何を判断基準にしているのか。

それは、ただ一つ。

「教育は愛」という信条を、一人でも多くの方に届けたい。

42年に及ぶ教職人生の中で経験した失敗、学んだ教訓、抱き続けてきた夢、そして数えきれないほどの感動。

それらを言葉にして、教育や子育て、そして人生に奮闘されている方々へ、微力ながらエールを贈りたいのです。

そのために、

「今、自分にできることは何だろう?」

いつも、そう問いかけています。

そして、できることから、一つずつ行動に移しています。

◇迷ったら、心の扉を開けてみませんか

今回のメッセージは、

「迷ったら動く!」

ということです。

ただし、やみくもに動けばよいということではありません。

考え、悩み、迷ったときには、まず、自分の心の扉をそっと開けてみる。

「本当は、自分はどうしたいのだろう?」

「何を大切にしたいのだろう?」

そんな自分の本音に耳を傾けてみるのです。

そして、進みたい方向が見えてきたならば、勇気を出して一歩を踏み出してみる。

小さな一歩で構いません。

その一歩が、新しい出逢いや感動、そして思いもよらなかった未来へとつながっていくかもしれません。

迷っている時間も、かけがえのない人生の時間です。

だからこそ、迷い続けるだけで終わらせたくはありません。

「いつか」ではなく、「今」。

自分の心に正直に、できることから動いてみませんか。

私も、これからも挑戦し続けます。

「教育は愛」という信条を胸に。

そして、たった一人の心にでも、深く届くことを願いながら。

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