55のメッセージ14 自分への評価は他人の持ち物、気にしないで 「教育は愛」No.835

55のメッセージ

55のメッセージ-14 自分への評価は他人の持ち物、気にしないで(職場編)

若い頃は評価が気になるもの

若い頃は、どうしても他人が自分をどう評価しているのか気になるものです。 中には、わざわざ「〇〇さんが、あなたのことをこう言っていましたよ」と教えてくる人までいます。真偽は分からないのに、妙に気になってしまい、夜も眠れなくなることさえありました。

仕事につきまとう多様な評価

公式な人事評価

管理職からの人事評価は、給料やポジションに直結するため、確かに気になります。 マイナス評価であれば謙虚に受け止め、改善しなければなりません。 しかし、これはあくまでビジネスライクな評価であり、心が大きく揺れることはありませんでした。

子ども・保護者からのアンケート評価

子どもたちのアンケート評価は、自分の「教師力」がダイレクトに問われるため、強くこだわりました。 できるだけ全員から肯定的な評価を得られるよう、指導を振り返り、研鑽を重ねました。 保護者からの評価も同様で、教師力を高めるうえで大変ありがたい指標となりました。

同僚からの非公式な評価・噂話

最も心を揺さぶられたのは、同僚からの非公式な評価でした。 評価というより「評判」や「噂話」に近いものです。

「影でそんなふうに言われていたのか」 「自分には良いことばかり言っていたのに、裏ではそんな話をしていたなんて……」

ひとたび耳に入ると疑心暗鬼になり、強い疎外感や孤独感を覚えることもありました。

40歳で出会った言葉:「評価は他人の持ち物」

そんな私が40歳を過ぎた頃、公式・非公式を問わず、あらゆる評価が気にならなくなる言葉に出会いました。

「評価は他人の持ち物だから、気にしても仕方がない」

自分の持ち物であれば、修正したり磨いたりできます。 しかし、他人の持ち物である以上、自分が手を出すことはできません。 その事実に気づいたとき、胸のつかえがスッと取れ、心が晴れ渡りました。

評価を受け流せるようになった心の変化

以来、マイナスの評判を耳にしたり、忠告してくる人が現れたりしても、

「評価は他人の持ち物ですから」

と、軽やかに受け流せるようになりました。

ただし「正しさ」は自分の責任

もちろん、自分が明らかに間違ったことをしていれば、その批判は謙虚に受け止めなければなりません。 「評価は他人の持ち物」と言い切る裏には、自分の行いの正しさが大前提としてあります。

その正しさは、独りよがりではなく、客観的に「正しい」と判断されるものである必要があります。 それでも、100人いれば50人からは「正しくない」と思われることもあるのが世の常です。

評価は他人の持ち物。今日を誠心誠意生きる

正しいか正しくないかも含めて、すべての評価は「他人の持ち物」。 コントロールできないものを気にするのは、もう終わりにしましょう。

大切なのは、今日一日、自分にできることを誠心誠意やり切ることです。

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